空の光より人間へ
盆凡栽才
第1話
100年前、突如として、世界に謎の光が現れた。その光に触れた者は超能力を操れる様になった超能力を操れる者を人々は【
◆◆◆
「はぁ〜仕事 面倒臭い」
この場所【アルケー学園】は、超常現象を操る【光人】を集め育てる、そんな信念?理念?とかいうモノを背負ってる学園だ。
「そろそろか…行くか」
腕時計を確認し、呟く。
今日は、この学園の入学試験が行われる。
桜が舞う、この季節入学試験では何をやるのか、此処はなんの学園なのか考えれば分かる。
「はぁ〜」
超能力、此処では
「えぇ〜入学試験が始まります、指示をされた体育館に入ってきて下さい」
と、スピーカーから声がきこえた。
「はぁ〜」
緊張してきたな、緊張を紛らわす為に説明を続ける、光力には主に三つの分類があるっつう話までしたっけか?まぁ〜いいや、その分類を【
一つ目が【
光に触れた者は大体発現する光力だ。
二つ目が、【
物を浮かせたり、何も無いところから炎やら風やら雷やらを起こす大体、炎しか操れない、炎しか顕現できない的な奴が多い、極めると、炎、水、風、土、木、雷、氷、まぁ〜色んな物を操れる様になる。
三つ目が
まぁ〜ざっとこんなもんだな、詳しくわ授業で説明するが大体はこんなもんだ。
「1番〜10番の方〜入って下さい」
廊下に出て、そう言い体育館まで案内する。
「んじゃ〜始めようか、体育館には強固な結界が貼られてるから、全力で来てね〜」
そう言い、準備体操始める屈伸をすると、膝がパキパキと鳴る、歳だな。
「始めても?」
一人の生徒が言う。
「皆んなは準備体操とかしなくて良いの?」
「「大丈夫です」」
「平気です」
と、言われたので開始する。
「そっか、一応試験内容のおさらい、
「了解です」
「まぁ〜ここは戦闘専門だから監督に戦闘を挑む形なんだけど、んじゃ〜1番から1人づつやろうか」
そういうと、1番らしき女生徒?まだ女の人?女子?が手を上げて質問をする。
「あの〜それだと時間がかかりません?」
「学校は特殊な結界があって時間の流れが遅くなるから大丈夫だよ〜」
一瞬でザワザワと体育館が騒がしくなった。
1時間が1日位の進みになる。因みにこのバ〜リアは、妖光に分類できるぞ!
「ま、早くやろうか」
そう言うと、目の前の少女が息を吐き『光源』を纏った、少女の体が光り輝いた。
「ウッ!眩しい」
態とらしく腕で目を覆う、それと同時に早いテンポで足音が聞こえる。
「フッ!」
短く息を吐く音が聞こえ、鳩尾に衝撃が走った。
「いっつ〜」
体育館の壁にまで飛ばされたらしく背中に強い衝撃が走る。
「ハァ〜!」
俺の腹の上で左足を上げる彼女の姿が。
う〜む、この生徒にはある程度やっても良いかも?と思い、光源を発動する。
左方向に転がり、彼女に踏まれる事を回避し、左手を使って地面を押し、起き上がる。
「ふぅ〜コワッ」
「〔本気で来て良い〕と、仰ったじゃないですか?」
ニッコリして、言う事じゃなくね?と、思いつつ、次の攻撃に備える。
「コワッ」
そう言うと、目の前の彼女が目でギリギリ捉えられる位のスピードで、この体育館場を駆け回り、俺を撹乱してくる。
「…」
背後から風を感じた…。
§(女生徒、視点)
この試験監督の背後を取り、固めた拳を叩き込む。
「ウソ…」
試験監督はコチラを向き、拳を手の平で受け止めていた。
「う〜ん、良い攻撃だ…だが、甘いな、
「何故、急にフルネームを?」
「合格!!!」
そう言い、監督は私のお腹に拳を放った…と思った、が、寸での所で止まり、固めていた拳を開かれた。
「『
そう呟かれた瞬間、お腹に痛みを伴わない衝撃が走る。
「グハッ!」
壁にぶつかった弾みに吐血をしてしまった。
「次」
試験監督のそんな言葉と共に意識が落ちる。
§(試験監督視点)
まぁ〜紆余曲折、なんやかんや、色々ありまして、347人位の人数の内124人が合格しました。
「今年は優秀だな」
そう呟き、俺が担当するFクラスでコーヒーを啜る。
この世界には悪趣味な事にランクがある、下から、F、E、D、C、B、A、Sに分けられている、つまり俺が担当するクラスは最底辺クラス。
まぁ〜この学園にこれてるだけで、凄い奴らなんだけどな、光人の中でも、強かったり、勉強ができる奴なんだが…。
「あ〜、今日からお前らの担任になった、
怠いなぁ〜憂鬱だな〜。
「先生〜、先生のランクはいくつ何ですか〜?」
如何にも不真面目そうな男子生徒が質問をする、金髪で髪を遊ばせるのは良いが、制服はきっちり着て欲しい物だ。
「制服はきっちり着てくれ〜、んでランクだったか?」
と、注意をした上で、質問内容を確認する。
「そうで〜す」
と、興味無さそうに返事をする不良少年…このクソ餓鬼、舐めやがってなんて感情が湧いてくるが、それを抑える。
「ズバリ、俺のランクは〜ヒ•ミ•ツ」
このクソ餓鬼達がバカにしたように笑った瞬間、このクソガキの目の前に一瞬で移動し、鼻を折ってやる。
「ゴブェハッ!」
何が起きた?奴等が笑うその瞬間俺の脇腹に強い衝撃が。
「ボブッ!」
俺は壁を突き破り、校庭まで吹き飛んでいた、空が綺麗だな…正しく晴天だ。
そんなことを思いながら、後転し地面に着地する、すると目の前に顔見知りの女性が。
「チッ、学園長…!」
学園長には届かない様に呟く。
「何をしているのかしら?」
「さぁ〜なんでしょう?」
この目の前の女は、この学園の学園長だ。
「答えなさい」
この空間の時が止まった様に感じた。
そして、この銀髪紫眼の才色兼備の女は、Sランクの最上位光人で、俺の姉だ…。
「…」
念の為、光源を纏う。
「…もう生徒に危害を加える気は無くなった?」
バレテェ〜ら。
「『天光
そう唱え、アイツに掌を向ける。
掌から、炎の渦が現れ、アイツに向かって行く。
「あら、交戦的ね」
炎の渦の中から声がした。
「バケモンが…」
「レディーに対してその言葉遣いは頂けないわね…」
その声は背後から聞こえた。
「俺には、そのレディってのが見えないのですが…差し支えなければ、何処にレディーがいらっしゃるのか、教えて頂けますか?学園長殿!」
勢いよく後ろに振り向き、顔面目掛け肘を振る…が、学園長はしゃがみ回避した。
「良いわ、教えてあげる、レディーへの接し方をね!」
学園長の体が強く光輝く。
「あぁ〜是非ご教授して欲しいね!」
光源の出力を上げる、すると、学園長は立ち上がり、背後に飛び退き、光源の出力を上げ、体に纏う光がより眩しくなった。
「何してんだ、バカ姉弟」
と言う声と共に空から何かが俺達の間に落ちてきた。
俺達は、背後に飛び退きソレを回避する。校庭にはデカイ、クレーターが出来た。
「「学校を壊さないでちょうだい?•学校を壊すな!!」」
そう落下して来た何かコト、俺の親友くんに怒鳴る。
「コッチのセリフだっつ〜の!」
金髪のチャラそうな男が此方に向かって来る。
「コッチくんな」
「酷ない?」
「なんで急に関西弁になったの?」
学園長がツッコム。
「そんな事はどうでもいいんです」
凄いな仮にも世界最強の一角の言葉にどうでもいいって言ったぞ。
「そんなこと…?」
ほら、学園長明らかにショック受けて項垂れてんじゃん…ウケる。
「この学園の修理誰がすると思ってんですか?」
そんな、一言からいつもの説教が始まったのだった———
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
終わり方を見失ってしまった…。
空の光より人間へ 盆凡栽才 @Kainonak
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