第5話 確認

「進化終了しました。お待たせして申し訳ございません。」

「ん、だいじょぶ」

別のことしてたから気にしてなかったのは、内緒

「ところで主様、お名前を聞いてもよろしいでしょうか?

そういえば言ってなかったな

「ん、私の名前は、神無月 雫、名字が神無月で名前が、雫」

「では、これからは、雫お嬢様とお呼び致します。」

いやめっちゃ恥ずかしいんだけど!その呼び方!え、ちょ、これ罰ゲーム⁉

「シルファ、その呼び方恥ずかしい」///

しかもうまくしゃべれないー!くそー!

「…では、お嬢様ならどうでしょう」

ん~まぁそれならだいじょぶかな?

「ん、だいじょぶ」

「わかりました。お嬢様」

切り替えはやいな!

「今更なのですが、お嬢様、変わられました?」

すごい!よくわかるなこの人

「ん、よくわかったね」

「なんというか、こう雰囲気が変わったというか、そんな感じです」

それでわかんのか、すごいな

「ところで、シルファ、聞きたいことがある」

「はい、なんでしょう。」

「この世界のことと私たちの居場所が聞きたい」

「承知しました。この世界は、4つの大陸があり、中心にある大陸を囲むように

 並んでいます。中央から時計回りにいきますと、魔大陸、オルム大陸、

 大和大陸、タウセン大陸です。そして現在私たちがいるのは魔大陸です。

 ちなみに先ほど調べた結果、魔大陸には3人の魔王がおりそれぞれ均衡を保ってい

 ます。」

かなり広いな。だけどまず目標が決まったそれは、魔大陸に、私の国を作る。

そして大陸を統一する!

「ん、シルファ、ありがと」

「ありがたきお言葉」

「ん、でね目標が決まった」

「お嬢様、それはお聞きしても?」

「ん、その目標は大陸統一と国家を作る」

「ッ!それは、とても大きい目標ですね。ぜひともお供させていただきます!」

なんともうれしい反応をしてくれる。こんなに尽くしてくれそうだしなんかあげれないかな?…そうだ!

「ん、じゃあ記念に、私の直属の証を、あげる」

「証、ですか?」

「ん、『我が、配下に授けるは、怒り、増幅する、憤怒の大罪、その罪を、我に仕え

 存分に振るえ!』」

〖眷属、シルファ・ライトデールに憤怒之大罪を与えます〗

「これは、!この力あなた様のために使いこなして見せましょう!」

と言ってシルファが膝をついた。まぁこれからずっといそうだし、いいよね?

「ん、シルファもう遅いから、寝よ?」

「わかりました。質問は明日にして今夜は寝ましょう」

「ん、おやすみ」

「はい、おやすみなさい」

やば、もう眠くなってきた。まぁ今日は、色々あったしな、あとは明日どうにかなるでしょ。

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