第1章  500年修行してレベルを上げすぎた魔王

「――なあパルティナ。余、なんでいつまでも待ちぼうけなのだ?」

「さあ。勇者が来ないからでは」

 荘厳なる玉座の間にて、【魔王ディオス】は死んだ魚のような目つきをしていた。

 あれから五百年。威風堂々とした風体へとディオスは成長していた。

 頭部には黒銀の王冠。体格は長身。魔族特有の尖った耳。黒曜石色の髪が優雅に流れ、衣装は豪奢な装いである。各種の指輪など装飾品。漆黒の外套が魔族の王として威厳を現している。

 しかし今の彼の表情は憂鬱色であった。退屈に退屈を重ね、暇を持て余している。

「――ああ! 待てど待てども勇者は来ない! 来る決戦に備え、鍛錬をしたが襲撃の気配は無し! 獣や竜どもの相手をするのも飽きた。いったい勇者は何をやっている!?」

 口角泡を飛ばし、ディオスは叫ぶ。

 ヒューレイグの一件以降、ディオスはひたすらに魔族領の強者を相手に戦った。伝説の巨人、凶悪な邪竜、貴族級と呼ばれる強大な吸血鬼。そして頂点である【魔王】すら打破し、新たな魔王として君臨した。

 その後は人類最強である【勇者】との決戦のため、修練に日々を費やした。

 ――【勇者】。それは人類にとって、希望の英雄である。古より魔王の宿敵。

 異名は多々あり、『神の使徒』、『最強の聖者』、『人類の守護者』――その他、無数に存在する。

 勇者と戦う事こそが、魔王の宿命である。史上の栄誉と言ってもいい。最高の力を持つ魔王と、人類最強の勇者――己の種族の命運をかけての決戦。

 何代にも渡るその闘争には果てがない。七千年前では軍団同士が衝突し、二千六百年前では一騎打ちが行われ、八百年前では天空の城にて決戦を行ったとの記述がある。

 それは絵画や英雄譚に記されるほどの激戦であり、歴史に名を連ねる映えある決闘だ。

 魔族ならば一度は夢見る光景。

 けれど、ディオスが魔王となって五百年――【勇者】はまるで現れなかった。


「配下を何度も送ったはずなのに! 街も村も襲われて、何しているのだ勇者は……っ!」

 一節によると、勇者は何代にも渡って、冒険に失敗したと言われている。

 数々の試練や遺跡に屈し、魔王城へ辿り着けなかったらしい。そのような状況が何度も続き、気がついたらすでに五百年。いい加減、ディオスの我慢も限界だった。

「――恐れながら魔王さま」

 パルティナが美しい凛とした声を響かせた。

 麗しいメイドの衣装だ。銀に煌めく長い髪。紅に輝く宝石のような瞳は今なお人目を引き、貞淑な態度はそれだけで名画に匹敵する。常に毅然とした彼女は怜悧で完璧な美貌。

 かつてディオスと共に行動した少女は、以前よりさらに美しく成長していた。

「勇者は旅に身を費やしているのでしょう? ならば魔王さま自ら奇襲を試みては?」

「そんな事は出来ぬ!」

 ディオスは即座に却下した。

「魔王とは、威風堂々たる存在! 魔大陸で魔王城を構える覇者! ――それが、奇襲で命を奪うだと? それは魔王として名折れになる!」

「ですが魔王さま。そうは言っても、もう五百年ですよ? 先代魔王を倒して貴方が即位なされからそれほどの期間。いい加減、待ちぼうけはやめて、こちらから攻めるべきでは?」

「それは出来ぬ! 魔王の矜持に反する! 何度も言わせるな!」

 ディオスが語気も強く反論すると、パルティナは呆れるように嘆息をこぼす。

「矜持もいいですけれど……そもそもの話です。今代の勇者は、旅立ってからもう三十年。すでに四十代ですよ? とっくに全盛期は過ぎて、『おっさん』です。このまま待っても、おそらく途中で力尽きるか、辺境でスローライフをして魔王城へ永遠に来ないかと」

「そんなわけあるか! 勇者は不屈の戦士だ! きっとこの五百年、歴代勇者は死に物狂いで試練へ挑んだはず。――今代の勇者も、きっと修行に明け暮れたのだろう。鍛錬に鍛錬を重ね、余を倒すべく励んでいる……そうだ、そうに違いない、そうだといいな……」

 自信なさげにディオスは呟く。

 さすがにパルティナは溜息をついた。ディオスは元が最下級の悪魔であり、彼女はその時からの付き合いである。仰々しい言葉のディオスも二人きりでは素が出る仲だ。

「この期に及んで、またそんな……いい加減、現実を見てください」

「いいや、勇者には事情があるとみた。でなければ五百年も待ちぼうけなどあり得ぬ」

 そうだ、さすがにそれだけはないとディオスは信じたい。配下の偵察隊によれば、今代の勇者は冒険を中断、それどころか辺境で気ままにスローライフしていると聞く。

 ここ最近は美女を囲い、「ハーレムうぇーい!」などとほざいているらしいが、それはきっと魔王を油断させる演技に違いない。そうだ、その通り……のはず。

「ふ、勇者は策略の使い手とも聞く。余が隙を見せた途端に、襲ってくるに違いあるまい!」

「そうですか……? あり得ないと思いますけど。……まあ、ひとまずその話は置いておきましょう」

 パルティナはそっと嘆息をつくと、傍らの調度品から書物を取り出した。

「ひとまず、戦力の把握をいたしましょうか。――魔王さま、この五百年でどの程度強くなりましたか? 上位魔獣や竜を相手に、ずいぶん鍛錬を重ねましたよね。一般的な人間ならレベルは【40】。上位戦士で【70】が限度。勇者の中は例外で、レベル【99】という化物もいたそうですが」

 ――生物は、他者を倒すか、自分を鍛え上げることでその能力を底上げ出来る。

大気、あるいは他者の中にある魔力を取り込み、より高次元の存在へと近づけるためだ。

 その呼称は時代によって様々なものが採用されるが、ここ数百年は等級、あるいは『レベル』と呼称するのが一般的となっている。

 レベルは高ければ高いほどに強者と言える。【70】以上ともなると破格の強さであり、伝説級と言って差し支えない。

 人類最強の勇者――そのレベルは【99】。それこそ天災とも言われる程である。

あのヒューレイグですらレベルは【82】と判明しているのだから、格の違いがある。

 そして、魔王はそれ以上。地を割り、海を裂き、天候すら操ることも可能。レベルに換算すればおよそ【300】。まさしく桁違いの存在。次元が違う覇者。

「ふ、余のレベルか? そうだな、前に測った時は確か――」

一拍置き、あごに手を当てながらディオスは告げる。


「――余のレベルは、確か【9999】だな」


「――えっ!?」

 パルティナが珍しく動揺して呆然とした。

「え、9999!? あげ、上げ過ぎですよ! どれだけ上げたのですか!」

「しかしだな……暇だったゆえに……」

「だからと言って! 普通は【300】とか【400】が限度ですよ! 多くとも【700】程度! それが、【9999】!? 過剰です!」

「――だが、仕方ないだろう!?」

 ディオスは悲鳴を上げ玉座から立ち、震えながら喚いていく。

「この五百年、余は修行しか出来なかった! 来る日も来る日も勇者が来ないゆえに鍛錬! そんな脳筋生活をしていたら、いつの間にかこうなりました」

「も~~、だからってやり過ぎですよ!」

 パルティナは銀髪を振り乱し、頭を抱える。

「え、【9999】……? 本当に? その間、鍛錬の間に城の罠を設置するなり、いくらでもやる事あったでしょう?」

「――良いか? 真の戦いとは力と力、純粋な武技で決するものだ。ゆえに、魔王城からすでに、『罠』も撤去した」

 魔王城の罠は、勇者を陥れると同時に、魔王としての格を示すものである。

「撤去した!? え、無限ループの通路も、溶岩の沼も、幻惑の迷宮も、全てですか?」

「然り。……もう四百五十年前にもなるな……配下が間違って引っかかると可愛そうだったから、全て取り払った」

「ばか――っ! 何を考えているんですか、ばか魔王さま――っ!」

 パルティナはディオスの体をゆさゆさと揺さぶった。

 奈落への穴や、呪文を唱えないと開かない扉、滑る床……それらを解除した。信じられない!

「いいですか魔王さま? 物事には限度があります。城の罠を無くして、さらにはレベルが【9999】? ああ……後世の魔王たちに笑われます」

 貧血を起こしたかのように顔を押さえる少女に、けれどディオスは不敵に笑ってみせた。

「待て。考えてもみよ。英雄譚では、魔王は知略を駆使し勇者と戦った。だが肉体の強さだけで衝突する活劇譚も、人気があるではないか。余はそちらを目指す」

「……だからって、やりすぎです。まあ……その信念は素敵ですけど」

「だが、そんな余のレベルも、最近は上がらなくなってきてな。いくら修行しても9999から変わらないのだ。百年前、余の誕生日から一切変わらなくなった」

「……百年前? え、そんな前に? ……魔王さま、それはあれです。俗に言う『限界値(カウンターストップ)』ではないですか? 成長の限界値。もうレベルが上がらない状態です」

「え」

 ディオスは狼狽えながらも不敵に返した。

「ふ。なるほど、だから余はいつまでも、手刀で山脈を崩せるくらいしか出来ないのか」

「それで十分ではないですかーっ! 何考えてるんですかばかぁ~~~!」

 これだから脳筋は~~~っ! と、ディオスの発言に顔を覆うパルティナ。

「相談くらいしてください……そうすれば対策くらいしたのに」

「いや、すまぬな。その時はお前が入浴中で相談出来なくてな」

「そんなどうでもいい理由で! ――いいですか魔王さま。あなたは栄光ある魔族の『王』なのですよ。それが、メイドの入浴如きに遠慮するなんて情けない」

「……でも前に、入浴を邪魔したとき、すごい剣幕で睨んだのは誰だったか」

「ともかく!」パルティナは咳をしてその場を誤魔化した。

「配下の機嫌を気にし、時間を無為にするなど言語道断! もっと極悪に生きてください」

「そんなこと言われても」

 魔王ディオスの力は、歴代魔王でも屈指と言われている。何しろ片手で大陸を真っ二つにしたこともあるのだ。全力で戦えば星すら砕けると噂されている。

 ゆえに魔王城では、抑制の『結界』を張り、普段は力を大幅に抑えている。

「まあ、過ぎたことは仕方ありませんね。今後の対策を考えましょう」

 パルティナが玉座の間の隣へ行き、書庫から一冊の手記を取って来る。

「第七十五代魔王、ベルトヴァーゼ様の手記には、様々な秘術が書いてあります。――それから今後の方針を考えていきましょう」

 パルティナは荘厳な装飾が施されている手記のページを、ぱらぱらとめくりだした。


「ふむ、何か良いものはあるか?」

「ええと……あ、これなど如何でしょう? レベルを1に戻すポーションです」

「余に死ねと言ってない?」

「では……歳とともに弱体化する秘術とか?」

「死刑判決に等しいのだが」

「なら、レベルを『他者に分け与える』魔術は如何ですか?」

「……レベルを他者に……ふむ? それはどのようなものか」

 ディオスは興味深げに首を傾げると、パルティナが該当する箇所を丹念に読み込んでいく。

「――ええと、手記曰く。レベルの分け与えとは、『其は己の力を分け与えるものなり』。さらには『魔力の片鱗を貸与する呪法』とありますね。――要は、とある術式をして、自らのレベルを貸与することらしいです」

「ほう、素晴らしいな。そんな方法を見つけるとは。さすがパルティナよ」

「ふふ、もっと褒めてくれるとわたしは喜びます」

パルティナはおもむろにパンパンと手を打ち鳴らした。側近の一体を呼び出す。

「――守備隊長のラーバス! 隊長ラーバスはいますか!」

 直後、王の間の扉が開かれる。現れたのは大柄な牛頭の魔物である。種族名ミノタウロス。筋骨隆々。巨大な戦斧を背負った種族だ。その中でも上位種に位置する個体。

「――何用でございますか、パルティナ殿」

「かくかくしかじかで、魔王さまのレベルを貸与致します。協力してくれますね?」

「ふむ、一切合切、承知いたした」

 さすがは守備隊長、このくらい出来なければ魔王の側近は務まらない。二人とも至極真面目な顔つきで言葉を交わしていく。

「善は急げと申します、早速、魔王さまの気が変わらないうちに」

「そうですな、放っておけば魔王さまは、また無駄に修行するでしょうからな」

「余を修行馬鹿とけなすの、やめよ」

 似たようなやり取りが過去にも何度もあったために、二人は聞こえなかった風を装う。

「では魔王さまはこちらに。これより貸与魔術の詠唱を行って頂きます。――そして『アル・ベルス・リートブート・バエナ』と唱えてください」

「うむ、胸が高鳴るな」

 ディオスは玉座から立ち上がり、パルティナの言われる位置へと移動する。その途中、パルティナが絨毯の上に特殊文字を書き記す。特別な魔術を発動するのに必要な紋様。

「――これで完成いたしました」

「よし、では早速始めるとしよう。ラーバス、位置につけ」

 守備隊長ラーバスが、地面に描かれた魔術陣の中央へ移動を行う。その傍ら、ディオスは片手をかざし、厳かな声音で文言を唱えていく。瞬間、爆発的な魔力が魔術陣へと注がれていくのが分かる。暗黒色の光に空間が染まった。魔術陣内を循環していく。猛烈かつ濃密な奔流となり、大気へと拡散。ラーバスの体の全身へと注がれて――。

「おおっ! 力がみなぎる! 魔力が溢れてきますぞ! これこそ魔王様の魔力! フハハ! 魔王様! これで私は――――っ!」

 

 その瞬間――パンッという音が響き、ラーバスの体が粉々に吹っ飛んだ。

 

「「ラ、ラーバス――っ!?」」

 ディオスとパルティナが同時に叫んだ。

「な、何だ!? いったい何か起こったのだ!?」

 パルティナは、手も足も四散したラーバスの体を丹念に解析し、狼狽えつつも応えた。

「判りません……貸与魔術は間違いなく、ラーバスへ浸透したはずですが……」

パルティナは困惑気味に、手記のあちこちをめくって確かめる。

「……ええと。魔王さま、ラーバスにはどの程度のレベルを貸与しました?」

「確か、300だな」

「――え。今なんと?」

「さん……300……です」

「与え過ぎ! だからやり過ぎですよ魔王さま! それでは死んでしまいますよ!」

「仕方ないだろう!? そのくらいしなければ余はレベルを貸与しきれないのだ!」

 パルティナは頭痛をこらえるような仕草をして呻いた。

「だからって……普通、魔物は上位でもレベル【80】代が限界。多少は限界突破出来ますが……300は過剰です! ラーバスが吹き飛んでしまったじゃないですか!」

「そうだな、だから彼はグロいオブジェになってしまったのだな」

「冷静に言ってる場合ですか――っ!」

 パルティナは銀髪を振りディオスに髪でビンタをした。彼女の銀髪はいいシャンプーを使っているため良い匂いがほとばしる。それはさておき。

「……まあ、過ぎてしまった事は仕方ありません」

 長い銀髪を揺らし、パルティナは大きく嘆息をもらした後、すました表情を取り繕う。

「魔王様、別の配下を呼びましょう。今度はもっと少なめでお願いしますね?」

「――いや、すまぬが、それは無理だ」

「なぜです?」パルティナは嫌な予感がしつつも問いを投げる。

「じつはな? 余は貸与魔術を使うとき、頭の中に情報が浮かんだのだ。余が貸与できるレベルは、『300が最低値』らしい」

「さ」

 パルティナは持っていた手記をどさりと取り落した。

「さん……300!? な、なぜそんな高い数値なのですか!?」

「ふむ。どうやら余の力が強すぎるせいだな。脳裏に浮かんだ情報で分かる。余は300未満のレベルは、どうやっても貸与出来ない」

「さんびゃく……さんびゃくレベル……」

 パルティナはわなわなと震え、手記を拾い上げるとよろめいた。

「ま、魔王さま、これは窮地です」

「そうよな。このままでは余、無意味な状態になってしまう」

「無意味どころではありませんよ! 一生モノのお笑い草ですよ、なんとかしませんと!」

 歴代でも最強の魔王が修行だけして終わりました――など、そんなことは冗談にもならない。パルティナは焦りを感じた。速やかに手記をめくり、打開のための記述を探していく。

「……っ! いい方法がありました! 魔王さま、この手記曰く、『強さとは魔力だけを注ぐだけが唯一にあらず。己の愛情を込める事で代替は可能』とあります」

 ディオスがわずかに首を傾ける。

「えっと。つまりどうすれば?」

「要するにですね、ハグとかキスとかでも貸与できるようです」

「ハグ、キス――な、なんだと!?」

 ディオスは驚愕のあまり盛大に体を折った。荘厳な玉座が大きく軋む。

「じょ、冗談だろう? そんなことを余に行えと?」

「そうなりますね。悪鬼羅刹の魔族にも恐れられる魔王さま。死よりも恐ろしいと評判の魔王さま。――でも、女の子と手も繋いだことのない純情魔王さま? あなたに必要なのはそういった『愛情表現』を行うことです」

「おおお……」

 ディオスは震えた。怒るだけで大地は割れ、空間が軋みを上げると言われる元インプの魔王。

 しかし女の子と一度も寝たことがない。それどころか手を繋いだこともない。どうすれば良いのかまるで分からないというのに。

「待て待て。余、まともに異性に触れたことすらないのだが……」

「そうですね。朴念仁というか、もはや枯れた老木ですよね」

「それはさすがに酷い!」

 パルティナは銀色の眉を寄せて呆れつつも話を続けていく。

「ともあれ、レベルの貸与法は他に方法ありません。魔王さまは勇者を待ち受けたい。けれど暇だから修行も続けたい。なら、レベルをレンタルする他ないでしょう?」

「それはそうだが……具体的にどうすれば良い?」

 パルティナはくるりと回転した。そして華麗にウインクをかます。

「なぜ今、一回転したのだ?」

「魔王さま、『練習』をしてみましょう」

「……え、誰と?」

「もちろん、わたしとです。わたしはサキュバス、異性に手解きすることは得意です」

「……すごく嫌な予感しかしない」

 そうして、稀代の魔王、最強と名高いディオスは、貸与魔術を以って大いなる躍進を試みる事となった。

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