第2話 〇阪「大型特殊」試験車両それは大きな???

大学の4年間は運送会社で送り状情報をPCに手入力するアルバイトを続けていました。高校2年の秋に父親を病気で亡くした母子家庭でしたからアルバイトは必須、今にして考えると飲食店やその他多種多様のアルバイトも人生経験を豊かにするために体験していた方が良かったかな?と思うこともあるのですが、長期間アルバイトを続けたので時給はそれなりに上がりそこは良かったです。(バブルの時でした。)

そのバイト先の人事担当の方に「食いっぱぐれないから大型免許をとれば?」と常々言われており、大学卒業後の就職前、3月の一か月間で、7回目の「一発試験」で「大型一種」を無事に取得出来ました。(卒業旅行は考えてなかったなぁ~)

勤務地、東京への引越し迄には日にちかあったので調子に乗って更に8回ほど「大型二種免許」も飛込みで受験するも加速不良等々で取得はかなわず、3月25日に就職先に向け引っ越した歴史があります。

笑い話ですが、その人事担当者からは「それならはじめから二種免許を受験したらよかったのに?」と言われたときは自身の視界の狭さにショックを受けた記憶がありす。


現在居住の〇坂府の「大型特殊免許の試験車両」は後輪操舵のでっかいフォークリフトのような車両です。もっともフォークではなくバケットという土砂を運ぶバケツが車体前方に装着されています。フォークリフトなら既に資格を取得済みですからなんとなく合格できそうな気がしたのです。

そこで、「大型特殊免許」を取得することに決定。

「けん引」も何れ取得はしたいのですが、5万円以内の費用で取得する自信が無く今回はパス。

幸い受験する試験場でのYou〇ubeやブログ等々にアップされている諸先輩方の体験談や受験ポイント等々、数多く紹介されていますからそれを視てイメージトレーニングを行います。もちろん試験コースも覚え、ウインカー位置、停止位置等々、走行コースに則って確認します。

私は何十回と行ったイメージトレーニングが上手く行かなくなった時に少し時間をおき、再度行ったイメージトレーニングで上手く出来たら完成する経験則がありますのでその状態になった時に行動します。

その時が一か月後にやって来ましたので、いよいよ決行となりました。


3話に続く

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