第2話 家族
前回の続きで、愛から連想するとしたら家族かな?
まぁ俺には家族と呼べるものはいないな。
唯一の家族だった祖母も他界して逝っちまったしな。
家族ってのがただ単純に血の繋がりってならいるにはいるが、
相手がどう思っていようと、
俺は家族だとは思ってないからな。
俺からしたら顔見知りってところだな。
祖母には色々助けられたし、育ててくれたから感謝してるなー、
それを返せてないのが残念って気はするが、
それが後悔ってやつなのかな。
でも、
他は奴等は血の繋がりだけで対して何もしてはくれなったな。
まぁ今となっては今更だし、うだうだ言うのは不幸自慢みたいで情けないからやめておくよ。
みんなはどうかな家族っているのかな?
家族ってはなんなのかね。
これから家族になる人が出来たら家族になれんのかねー、
そんなもんなのかね。
頭の足りない俺にはわからんな。
あれだな、
他人を信用してないから無理だろうな。
でもあれだ、
今の家族から逃げたってやつもいるだろ、
そんな時は、
逃げちまえばいいんだよ。
それでも逃げらねーなら、
殺しちまうしかねーのかな。
俺はありだと思うけどね。
みんながみんな家族万歳じゃねーしな。
俺も色々見てきたからわかるよ。
だからな、
相手が腹痛めた子供だろうが、
産んでくれた親だろうが、
合わないなら辞めちまえ。
どうせ、そんな家族ごっこは破綻するんだからよ。
それこそ後悔だろ。
産んでくれって頼んでもね、
産まれてくれって頼んでのね、
いなけりゃ良かったって
言われた日には。
こいつは俺の家族じゃねーんだなって理解した、あの日は戻らねんだから。
家族なんざいらねーのよ。
全くもってくだらない戯言なのよ。
祖母が死んだあの日から、
俺の家族は死んだのよ。
それだけの簡単な話な。
家族で悩んでんなら辞めちまいなよ。
家族ごっこにしかなんねーから。
結婚したら夫婦から家族か、
それから色々トラブルが起きこともあるだろ、
不倫、暴力、
逃げられないという錯覚、執着。
くだらない。
いい時の、いい所の
幻想に
自惚れてるのは被害者も加害者も同じように
感じるな。
子供もできて、
和気藹々、
の、反対に、
子供を理由に離れられないと嘆く親
見苦しいね、
見苦しい。
恩着せがましくて呆れるな。
消したまいなよ、そんな偽物。
殺しちまいなよ、そんな偽物
それでも俺には何も言えないからさ。
決めるのは自分自身なんだけど、
それでもやっぱり、
固執するほどのもんなのかね。
悲しいねー、
あざといねー、
殺すっても本当に殺しちゃいけねな、
何も殺人を肯定も否定もしやしないけどよ。
そんな奴らの為に更に時間を奪われる必要なんざねーって話さ。
心を殺すんだよ。
自分の良心って言う逃げられない言い訳のの心ってやつを。
まぁ。
家族のいねー、
捨ててやった
俺に言われたかないよな。
それでもさ、
言うのは自由だ、考えるのも自由だ。
それでさ、
家族ってなんですか?
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