第108話
「何したら良いか、分かんねぇんだよ」
「だから、なんの話ですか。」
夏実はもう洗濯物を畳む作業を止めなかった。
こっちを見ず、洗濯物をひたすら畳みながら相槌を打ってくる。
山盛りの洗濯物は、ここ2日程雨で洗濯が出来なかったかららしい。
「卒業したら、何すっか思いつかねぇ。」
「進路の話ですか。」
「ああ」
「就職、じゃないんですか?」
「あ?」
「てっきり就職かと。」
「んでだよ?」
「単純に、勉強してないからです。」
「あ?」
「進学だったら勉強しないと受かりませんよ絶対。」
「………」
「頑張れば、今からでも間に合うと思いますが」
ーー塾とか家庭教師とかに見てもらった方が良いかもしれませんね。と夏実は付け足した。
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