良いんですか?

第88話

「「「「エマお誕生日おめでとう」」」」



「わーーーーーーい!!!!」



水色のドレスを着たエマは息を大きく吸い込むと、フー!と勢いよく吐き出し、ケーキのロウソクの火を消した。



パチパチと拍手が鳴り、雰囲気作りで消していた居間の電気が明るくなった。




「エマ、こんなすごいケーキ食べるの初めてだよ!!!」



二段重ねになってる豪華なケーキを見つめるその目はめちゃくちゃ輝いてる。



「エマどこ食べたい?」


包丁を持ちながら野々村夏実が言う。


「えっとね!えっとね!チョコのとことね、いちごのとことね、あとね、字が書いてあるチョコのとことね…」


「エマ慌てんな、好きなだけ食えるからちょっとずつ言え」



俺の膝の上で座るエマに声を掛けた。



「じゃあね、チョコケーキのとこ!!!」




.

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