第62話

「大人しくしろ!!!」


「や〜だ〜!!!」


後ろから抱き着く様にして暴れるエマを抑える俺。


「いい子にしねぇとプレゼント無しだぞ?!」


「や〜だ〜!!!!」


俺の脅しでさらにヒートアップして暴れるエマ。

俺は無理やり抱き上げ、「肩車してやっから、な?」と提案する。


するとエマは抵抗を辞めたと同時に目をキラキラと輝かせ、


「本当?!」


と聞いてきた。交渉成立らしい。



俺はエマを一旦降ろし、しゃがみ込むと、


「オラ、乗れ」


エマに合図した。エマは「やったぁあああ」とはしゃぎながら俺の肩に乗っかる。


「てめぇ暴れんなよ?!」


「暴れない!!!」


「コラ揺するんじゃねぇ!」


「揺すってないもん!」


「立つからちゃんと捕まってろよ」


「うん!!!」



俺の頭を少し強めに握るエマ。

ちょっと痛ぇけどそこは我慢して、ゆっくり立ち上がった。



「わぁあああ!高いー!!!」



キャッキャとはしゃぐエマ。



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