当然です。

第54話

エマの誕生日がやって来た。





ーーーピンポーーーン





「はーい、……ゆう!!!とコウキお兄ちゃん?!?!?!」



「おはよう、エマちゃん」


「よぉエマ。」




驚きを隠せないらしいエマは、口に手を当て、くりんくりんの目を見開いている。



「なんでぇ?!?!」



「お誕生日おめでとうエマちゃん」


「おめでとう、エマ」



「わぁあああああなっちゃんんんんん!!!ゆうとコウキお兄ちゃんが来てるううううう!!!!」




エマは居間に居るらしい野々村夏実の元へ駆けて行った。



エマが驚くのも当たり前だ。

昨日、明日の誕生日パーティーには俺もコウキも用事があって来れないと嘘をついていたからだ。


昨日エマはめちゃくちゃ落ち込んでいてその表情に胸が痛くなったが、今日のエマの笑顔を見て、昨日の胸の痛みが報われたと思った。


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