第37話

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「おい」


「……」


「おいお前」


「……」


「野々村夏実!!!」


「…何ですか?」


「さっきから呼んでんだろ!!」



俺の荒れた口調に対し野々村夏実は冷静な声で「お前じゃ分かりません」と返してきた。

そしてそのまま「何ですか?」とも聞いてくる。



「ーーお前は何処の大学行くんだ?」



「はい?」




俺の質問が意外だったらしい野々村夏実は首を傾げて不思議そうな顔をした。



エマの帰りを野々村家で待ってた俺。

そこにたまたま授業が小テストだかなんだかで早く終わったらしい野々村夏実が帰ってきて、二人きりで居間に居座っている。



っつっても、野々村夏実は洗濯物を畳んでいる。


俺は横でボーっとしているだけだ。


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