第3話

「そしたらお薬ですね!」


「てめぇエマ!!」


「はいぬりぬーり」


続けておはじきを取り出し俺の頬に今度は優しくすり寄せる。

これは冷たくてちょっと気持ちいい。



「おう、お前そんくらいにしとけ、お医者さんごっこは今日はナシだ、痛すぎる。」


「ゆう?」


「あ?」


「誰にぶたれたの?」



俺の意見を聞いてたんだかよく分かんねぇエマはまあるい瞳をこちらに向けて問いかけてきた。



「……転んだだけだよ」


「ううん、ぶたれたんだよゆうは」


「あん?」


「ぶたれないと、そうならないと思うよ」


「……」


「コーキお兄ちゃん?」



「………違ぇよ。」




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