第99話

俺は一度立ち止まって考える。


そして回れ右するとまた校門を潜り、「立ち聞きしたのバレちゃったかな」とかヒソヒソ、とも言えねぇ丸聞こえに近い声で話す女子生徒の所へ戻った。



「なぁ、」



「!!!!!」




俺が戻ってきた事に気付いてなかったらしい女子生徒は驚いた表情で俺を見る。

そして、



「ご、ごめんなさい!!!立ち聞きして!!!!」



と謝ってくる。



「つい、優くんが何処に行くのか気になっちゃって…!!」



そして、聞いてもねぇ言い訳をしてくる。



「そしたら、たまたま私達と同じ専門行くみたいな話してたから嬉しくて!あと保育士目指してるとか意外過ぎるしギャップやばいし、かわいいし、かっこいいし、もう、やばくて…!!!!!」


そして更にマジで聞いてねぇ感想を言ってくる。




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