第72話

「えっ?!?!!?!優じゃない?!?!」





すんげーデケェ声がどっかから聞こえる、



ユウ、なんて何処にでも居る名前だし、こんなデケェ声の知り合いなんざ俺には居ねぇ。


からそっちの方向に顔を向ける事なく俺は歩いて居た。




「ちょっと!優!ゆーーーうー!!!おおたにゆーーうーーーー!!!!」




そのデケェ声が更にデカくなって叫ぶ。




大谷優、と言われると俺かもしれねぇ。


夏実がやってた乙女ゲーとやらをやってない限り、そうそう名前が一緒のことはねぇと思う。



仕方なく、俺はその声の方へ振り返った。




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