第2話

「ーーーーやべぇ…」



でもそんな俺でも分かる。

無神経で記憶力が無ぇ俺にでも分かる。



俺が夏実を好きだという事実をコウキが知ったら。



あれ程「あり得ねぇ」と拒否し、

「不細工」「一番嫌いな女」と馬鹿にしまくってた俺が、




夏実を好きだ、なんて抜かした日にゃ、






「ーーー殴られるじゃ済まされてねぇぞ…これ…」







シャワーを浴びに自宅へ戻った俺は、

学校に行く気にもなれず、濡れた髪を乾かす事もしないままベッドにうずくまっていた。


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