長安変奏曲、翠蓮と玉梅の救出


 その頃、長安の街に暗い噂が流れ始めた。翠蓮すいれん玉梅ぎょくばいが盗賊に誘拐され、密かな部分を穢されたというのだ。市場の酒肆しゅしでその話を耳にした空海は、酒杯を手に持ったまま眉を寄せ、「彼女たちは我らの試練の相手だ、見捨てるわけにはいかぬ」と呟いた。声には怒りと焦りが滲み、彼女たちの濡れた密かな部分や太腿の記憶が脳裏をよぎり、股間が疼いた。


 最澄は静かに頷き、「仏道の慈悲として救わねばならぬ」と応じたが、心の底では彼女たちの扇子から漂う香りや、市場で見た淫らな姿が消えず、男のあそこが硬くなり始めていた。阿倍仲麻呂は酒肆の隅で酔っ払いながら、「ワシの金を盗んだ女たちじゃが、情が移ってしもうた。あの密かな部分を穢されるとは許せん、助けるぞ!」と珍しく真剣な顔で叫び、袴の下で男のあそこをそっと掴みしごきそうになった。


 三人は長安中を探し回る決意を固めた。空海は密教の法力を駆使し、青龍寺の庭で護符を手に闇夜に霊視を試みた。目を閉じ、咒を唱えると、翠蓮すいれんの扇子の香りと密かな部分から漂う愛液の匂いが一瞬鼻腔をくすぐった。彼は彼女の濡れた密かな部分が盗賊に愛される幻視を見て、「これは試練か、幻か…法力だけでは足りぬ」と呟き、男のあそこが疼いて我慢できなくなった。最澄は天台の祈祷で気配を探り、青龍寺の屋根に登って般若心経を唱えた。風が不自然に渦巻き、遠くから玉梅ぎょくばいの喘ぎ声のような叫びが聞こえた気がしたが、確信が持てず、「我が祈り、まだ弱いのか」と悔しがった。股間が熱くなり、彼は袈裟を握り潰して欲望を抑えた。


 阿倍仲麻呂は遣唐使としての政治力を発揮し、長安の役人に賄賂を渡して情報網を広げた。「ワシの名を聞けば動かぬ者はいない!盗賊の居場所を吐け!」と豪語したが、役人は「盗賊は都の外に逃げたらしい」と曖昧な答えを繰り返すばかりだった。彼は苛立ちを隠せず、「あの密かな部分を愛した輩をワシの男のあそこで叩きのめしてやる!」と叫び、酒肆で杯を叩きつけた。三人は夜の市場を歩き、商人や遊女から噂を聞き込み、怪しい路地を覗いた。汗と香油が混じる市場の空気の中、空海は「彼女たちの密かな部分が穢される前に見つけねば」と呟き、最澄も「慈悲の心が試されている」と自分に言い聞かせたが、二人の股間は疼きを抑えきれなかった。


 ある夜、空海が「この路地の先に気配がある」と指差し、薄暗い石畳の道に足を踏み入れた。そこには酔っ払いが転がっているだけで、翠蓮すいれんの扇子の香りも玉梅ぎょくばいの笑い声も聞こえず、空振りだった。最澄は「我らの力も及ばぬのか」と肩を落とし、般若心経を唱えながらも、彼女たちの密かな部分が盗賊に愛される想像に心が乱れた。阿倍仲麻呂は「金さえあれば何とかなるはずじゃ!」と苛立ちを隠せず、路地の壁を蹴りつけたが、彼の頭には翠蓮すいれんの密かな部分に顔を埋めた記憶が蘇り、男のあそこが硬くなってどうしようもなかった。


 別の夜、彼らは市場の裏で怪しい男たちを見かけた。空海が咒を唱えて近づくと、男たちは慌てて逃げ出し、最澄が「待て!」と叫んで追いかけたが、闇に紛れて見失った。阿倍仲麻呂は役人に追加の賄賂を渡し、「盗賊の隠れ家を知る者はいねぇのか!」と怒鳴ったが、「都の外の山に潜んでるらしい」とまた曖昧な返事しか得られなかった。長安の闇は深く、翠蓮すいれん玉梅ぎょくばいの行方は依然として知れず、三人は疲れ果てた。空海は「密教の力もここまでか」と呟き、最澄は「我が心が清らかなら見つけられるはず」と自分を責めた。阿倍仲麻呂は「ワシの金が尽きなけりゃなぁ」と嘆きつつ、彼女たちの密かな部分を思い出し、股間を押さえてうずくまった。



 途方に暮れた三人は、スナーヤミラーとマイトリーイが神の如き存在であることを思い出した。空海は青龍寺の庭で膝をつき、護符を手に「夢魔よ、力を貸してくれ。我らの力では彼女たちを救えぬ」と呼びかけた。風が渦を巻き、甘い香りが漂うと、稚児姿のスナーヤミラーが現れ、「空海よ、そなたらの心の乱れ、よう分かっとるばい。わしらに任せなされ、神の力で見つけ出す」と静かに微笑んだ。続いてマイトリーイが現れ、「最澄よ、盗賊なんぞ、わしらには敵わんたい。そなたの疼く股間も癒してやる」と囁き、半透明の体を揺らした。三人は「神にすがるのも修行か」と苦笑しつつ、夢魔に全てを託した。阿倍仲麻呂は「ワシの密かな部分仲間を頼むぞ!」と叫び、男のあそこをそっと掴んで興奮を抑えきれなかった。


 二人は宙を飛び、長安の暗がりを駆け巡った。スナーヤミラーは半透明の体で盗賊の目をくらませ、琥珀色の瞳で闇を照らした。彼女の密かな部分から滴る愛液が地面に落ち、淫靡な香りを撒き散らし、盗賊たちを惑わせた。マイトリーイは幻の香りを漂わせ、半透明の手で盗賊の首筋を撫で、彼らを混乱に陥れた。隠れ家に辿り着くと、薄汚れた部屋に翠蓮すいれん玉梅ぎょくばいが縄で縛られ、密かな部分を露わにされていた。盗賊たちは彼女たちの密かな部分を戯れ、愛液と涙が混じった水音が部屋に響いていた。翠蓮すいれんは「もうやめておくれ」と喘ぎ、玉梅ぎょくばいは「穢されたわ」と呻いた。


 スナーヤミラーが「こんね輩、わしが片付けるばい」と囁き、盗賊に幻影を見せた。彼女の密かな部分から愛液が飛び散り、盗賊たちは「女の密かな部分が飛んでくる!」と叫びながら狂乱に陥った。マイトリーイは縄に触れ、半透明の指で結び目を解き、「もう怖かことはなかたい」と二人を包み込んだ。彼女の男のあそこが硬く屹立し、盗賊の一人に突き刺さると、彼は「神のアレだ!」と叫んで気絶した。二人の夢魔は盗賊を追い払い、翠蓮すいれん玉梅ぎょくばいを救出した。部屋に残された盗賊たちは、幻に愛され、精と愛液にまみれて倒れていた。


 だが、救われた二人は盗賊に汚され、心と密かな部分に深い傷を負っていた。翠蓮すいれんは縄の跡が残る腕を押さえ、「もう誰とも会いたくありまへん、私、穢れてしもた」と涙を流し、密かな部分から滴る盗賊の精を見て震えた。玉梅ぎょくばいは膝を抱え、「気品も何もかも奪われ、密かな部分が汚されてしもうた」と呻き、太腿に残る手形を隠そうとした。彼女たちの密かな部分は赤く腫れ、愛液と精が混じり合い、淫らな香りを放っていた。


 稚児姿のスナーヤミラーは「わしらが慰めてやるばい、神の愛で癒す」と優しく寄り添い、半透明の手で翠蓮すいれんの密かな部分を撫でた。彼女の男のあそこを翠蓮すいれんの口に押し当て、「神のアレを咥えてみな、心が軽くなるばい」と囁くと、翠蓮すいれんは涙を流しながら咥え、甘い味に癒された。「これやったら立ち直れそうどす、神様のアレに救われた」と呟き、密かな部分を差し出して交わりを求めた。スナーヤミラーは彼女の密かな部分に男のあそこを突き刺し、穢れを洗い流すように愛した。淫らな水音が響き、翠蓮すいれんは喘ぎながら微笑みを取り戻した。


 マイトリーイは玉梅ぎょくばいに近づき、「そなたの心、わしらが清めるたい」と囁き、半透明の手で彼女の太腿を撫で、密かな部分に触れた。彼女の男のあそこを玉梅ぎょくばいの密かな部分に擦りつけ、「神のアレで穢れを消すばい」と誘うと、玉梅ぎょくばいは「ほんまに心が軽うなるんやろか」と呟きつつ受け入れた。マイトリーイは彼女を押し倒し、男のあそこで密かな部分を突き、盗賊の痕跡を上書きするように愛した。玉梅ぎょくばいは「神様に愛されて心が清まったわ」と喘ぎ、愛液を溢れさせて果てた。


 二人の夢魔は彼女たちを抱きしめ、幻の温もりで恐怖を溶かした。翠蓮すいれん玉梅ぎょくばいは密かな部分を穢された傷を癒され、夢魔の男のあそこに溺れた。空海と最澄が隠れ家に駆けつけると、彼女たちは夢魔に愛されながら微笑んでいた。阿倍仲麻呂は「ワシの密かな部分仲間が救われた!次はワシが愛する番じゃ!」と叫んだが、スナーヤミラーに「そなたは我慢しなされ」と笑われ、股間を押さえて悔しがった。



◯ 空海:32歳。

真言宗の開祖となる僧。密教の理屈で誘惑を正当化し、スナーヤミラーやエリナに溺れる。

◯ 最澄:38歳。

天台宗の開祖となる僧。仏陀の例を引き合いに出し、マイトリーイや翠蓮、玉梅に負ける。

◯ 阿倍仲麻呂:60歳超。

日本貴族。おっちょこちょいで、翠蓮に金を盗まれ、空海から金を借りる。

◯ スナーヤミラー:

インドから飛来した夢魔。女のなりで空海を誘惑。男性形態で稚児にも変化する。半透明の幻影。

「インドから来たけん、長崎弁みたいな中国語を喋るっちゃね」

◯ マイトリーイ:

インドから飛来した夢魔。元は女性修行者で女のなりで空海を誘惑。男性形態で稚児にも変化する。半透明の幻影。

「インドから来たけん、長崎弁みたいな中国語を喋るっちゃね」

翠蓮すいれん

長安の漢族女性。旗袍チーパオ(チャイナドレス)をまとい、阿倍仲麻呂を騙し、最澄を誘惑。

「揚州の生まれで長安に住んどるから、京都弁みたいな中国語を喋るんやでぇ~」

玉梅ぎょくばい

長安の漢族女性。旗袍チーパオ(チャイナドレス)をまとい、阿倍仲麻呂を再び騙し、最澄を誘惑。

「揚州の生まれで長安に住んどるから、京都弁みたいな中国語を喋るんやでぇ~」

◯ エリナ:

金髪碧眼の長安の女性。騎馬民族風の淫らな衣装で空海を誘惑。

「西域の北の騎馬民族出身だっけがら、東北弁みてぇな中国語を喋るんだず」

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