非常に知的で不穏な空気を孕んだSF心理サスペンス

IQの高い人の頭の中身を覗いてる気分。

一貫して語り手の知能の高さを反映した、理路整然としつつも感情が欠落したような文体が続きます。
読み進めていくうちに、天才(=ギフテッド)ならではの苦悩が見えてきます。

最初は一見、バラバラな事象を書いているようで、物語が進むうちにそれらがだんだん一つの方向を向いていく。

まだ途中ですが、一話一話が非常に上質な作品を読んだ後のような読後感にさせてくれる、そんな一作です。

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