【平成二年】ピーヒャラとマダム・ジリーもおどる間に色うシャボンの泡とび翔る
平成二年はバブル崩壊の年と言われます。
ですが、私はそもそもバブルの好景気は他所の出来事として知るだけでした。何やら羽振りの良い方々があり、土地が値上がりして引っ越した人がいる位の感覚です。当時、我が父は稼ぎが悪かったもので。バブルになる前から、いつでも私立学校を辞めて転校できる準備をしておくように、が母の口癖でした。
バブル期に私が体感した最もバブルらしいこと。
それは夏休みが終わって中学校へ行ったら、クラスで海外に行かなかった生徒が私ともう一人しかいなかったことです。半数以上がホームステイや語学留学に。他の方々も海外旅行へお出ましになったと聞き、吃驚でした。
でも、これにはネタが付いて来ます。
その二学期の中間テスト、英語のクラス最高点と次点が私達二人でした。読み書きばかりのペーパーテストですからね。現地の経験は役に立たないのです。でも、彼女と私は「イェーイ」とハイタッチ。
泡が弾ける頃、私が頑張っていたのは学校祭の舞台のマダム・ジリー役。学芸会用にコンパクトにした関係でマダム・ジリーが結構、踊る役になっていたのです。毎日、踊っていました。
今、思えば、この踊る日々こそが私のバブルなのでしょう。
そして、世間では『おどるポンポコリン』が大ヒットしていました。
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