第16話 乱入④私の場合は・・

とある美佳A「少しおかしいと思う所が有りまして」

京子「それより誰よ?とあるは何処から来たの?」

とある美佳A「そこは気にせず気に掛けずの方向でお願いします。そして私の疑問なのですが」

京子「・・来るわね。その踏み込みだけで誰だと予想がつきそうだけど、その疑問は知ってる人に解るから何も隠せてないわよ?」


とある美佳A「恥ずかしい時に顔を見られたくないって思いますでしょ?そんな心境で顔が見られてなければ誰か解るのは問題としていません。それと此処ってミニミニなので時間も有りませんから急ぎましょう。私はモブで無い筈です。なのにです、坂上先輩との出会いの部分が凄く簡素に省略されてますよね?そこが回想らしきで短めにです」

京子「・・どうだったかしら?確か学祭に参加しているのに終ってから家に帰った所くらいでちょっとだけあった感じ?」


とある美佳A「それもおかしかったです!その手伝いに人員不足の解消の為の理由から始まっていたのに、手伝った所は一文もなしでした。で・す・が!そこは最初ですらありません。そんな私が唯一好きだからと告白されています。そこ大事なのでもう一度言いますが、私だけがみんなと逆で告白される側でした」

京子「・・ほら、その辺は良くあるじゃない?ちょろっと旨い事言われてパクッてされる人」


とある美佳A「パクッって・・みんな一緒の日にパクパクされましたよね?」

京子「私と加奈は追加特典にモミモミも・・」

とある美佳A「私は長くお尻を揉まれましたが、これ以上は禁に抵触しますので踏み止まりましたよ?」

京子「慧奈は自供しないのよね・・」


とある美佳A「そこは何もじゃないですか?殆ど揉む肉がついてませんから」

京子「・・それより出会いだったでしょ?でもリアルにエキセントリックな出会いなんて普通に無いんだから、何となくな知り合いから広がるのはおかしくないわよ。通学途中に現れる王子様は殆ど犯罪者だと言えそうだし」

とある美佳A「その夢は簡単に叶ったりしますが、本当に貧乏くじを引いてますよね」

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