アブソルートメイビー

オープン・ザ・ドア

その先に広がる荒野

足跡　刻んでいっても　乾いた音がするだけ

1,2,3,4　いくら指を折ったとしても

終わることのない　カウントダウン

明日を見ようとした

有限だけど無限の明日

望遠鏡じゃ到底見えない

確信を持って「コレだ」と言えない

そんな明日を日々　待ち続けていることが悲しい

未来に確定ボタンを押すことができればいいのに

水分を失ったあうら　肌はもう何も感じないな

空白を永久に与えられたぼくを

見下げ果てないでね

きっとどうにかして　色を塗っていくから

きっと　きっとね　きっとだよ

信じているよ、明日のぼく。

クローズ・ザ・ドア

瞳に張り付いた砂粒

まとわりついた外気を払って　さよならをしよう

1,2,3,4　いくら数えていったとしても

希望の見えない道筋にね

明日を見てみようか

無限だけど有限の明日

タイムワープができるわけじゃない

確信を持つことが不可能な

そんな明日を待ち続けてみることに価値がある

未来に確定ボタンを押すことはできないけれど

水分を失った掌は　もう一度潤いたいらしい

空白を埋める強さはないけれど

彩っていく自信はあるよ

きっと精一杯　色を重ねていくから

きっと　きっとね　きっとだよ

少しだけでも、絶対と言いたい。

あたりまえに来る　あたりまえに整う道

ぼくはぼくの期待に沿うことはできないけれど

砂嵐の昨日にはさよなら　翠嵐の明日におはよう

空中に浮かぶ　ぼくの空白

光によって　色が灯っていくね

オープン・マイ・ドア

ノックをする音が聴こえる

瞳にはきっと　いや、絶対！

ちょっぴり新しいぼくが映っている

未来に確定ボタンを押すことはないよ

鍵を失った籠人生活は終わりさ！

空白に思い切り書き込んでやれ

ありったけ思い描く未来

きっとどうにかして　創っていくから

きっと　きっとね　きっとだよ

明日のぼくが早速

手を振っている気がした

わからないことがあったらすぐに

昨日のぼくが教えてくれるさ

「絶対進んでいけるよ」

昨日には絶対

頑張っている、ぼくがいた。