虚構と現実のはざまで笑う

記した瞬間から、それは現実と切り離されるもの

だとすれば、「エッセイ・ノンフィクション」ジャンルのこの作品も、もちろん、現実そのものではありえない

が、おそらく、「そのようなこと」はあったのだろう

と、思って読めば、ただただ、面白い

「お疲れ気味の情シス氏」が、ある日、カクヨムに、ひとつの自主企画を立ち上げた
そこから始まる苦難の連続を、面白おかしく書き綴ったエッセイ

読後、思わず作者様の過去の近況ノートをのぞいてみたい誘惑に駆られたが――
やめておいた

虚構と現実のはざまに置いておいて、にやりと楽しむのが自分には合っている

読む人の中で、この作品がどのように受け取られるのか
きっと千差万別

さて、あなたは、いかがでしょうか?

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