第36話
また、助手席のドアを開けてくれたので頭を下げてから乗り込んだ。
走り出しても何も言わない五十嵐さん。
なんだか不安になり、
「あ、あの~、どちらに?」
まっすぐに五十嵐さんを見ることは出来なくて、少し盗み見るような感じで隣に視線を泳がせた。
「ああ、食事に行こう。」
そうだよね。この時間なら食事だよね。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
なんか会話が見つからない。
大体、どんな話をしていいか分からないよ。
なんか、テレビとか観そうにないし。って私もあまり見ないけど。
映画?私、最近映画も観に行っていないな~。
今度、由利に電話して観に行こうかな~。
結局、そんなことを考えていたら会話も無いまま、目的の場所に到着したみたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます