第34話

だけど、そんな私の平穏な時間を破る電話がなったのは、土曜日の夕方。



ディスプレイに表示されている文字を見て少し固まったけど、出ないことは出来ないと思い、通話ボタンを押す。



「・・・はい。」



「俺だ。」



「はい。」



「今、大丈夫か?」



「はい。」



「今日の夜は予定があるか?」



「夜・・ですか?」



「ああ。」



「いえ、別にありませんけど・・・」



「なら、7時に迎えに行く。」



「えっ!・・・」



それだけ言うと電話は切れてしまった。

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