豪華ディナーは突然に
第7話
由利と買い物をした日から3週間が経った頃。
「綺羅、大変よ!」
興奮気味にかかってきた電話。
ずっと仕事が忙しくて残業三昧だと愚痴メールを何通か受け取っていた由利からの久しぶりの電話。
「どうしたの?」
「あのね、前に私が言っていたフレンチのお店の事、覚えてる?」
確か、雑誌やテレビでも取り上げられた有名なシェフのお店。
予約も困難。
しかも高級なお店で由利は兎も角、私のような庶民には無縁のお店だということを思い出した。
「うん。あの予約困難なお店でしょ?」
「そうそう。それが行けることになったの!」
それはそれは、嬉しそう。
由利はどんなに待っても行きたいと行っていたから、本当に嬉しそう。
「そう。よかったね。ずっと、行きたがっていたんだもんね。」
由利が楽しそうだと私も楽しい。
「何、他人事のように言ってんの?綺羅も行くんだからね?」
「は?私?」
「そうよ。誠がね、どういうコネか知らないけど、予約してくれたんだって。」
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