第3話

「でも大丈夫よ。まだ倒産した訳じゃないし、もしそうなったら、また考えることにしてるの。だから、そんな顔をしないで、由利。」




「うん。そうよね。いざとなったら、私も協力するから。」




何か嫌な事があっても由利といると、元気をもらえる。


私は由利に何も上げられない。


それが、申し訳なくて。




だから、私が出来ることは、由利に心配をかけないことぐらい。




でも、私は、この時知らなかった。



由利の会社の一階のカフェで由利と話しこんでいる私たちを見ていた人がいたなんて。

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