ギャンブルはやめれれません!!

@kaminetu

第1話

 「金のない人間は奴隷だ」


 そう言い切った少年が言ったセリフだ。だがその後彼はこうもいう。それはとてもすごく怖がらせる表情だった。そしてにやりと笑いながら


「だが彼らにチャンスを与えてやるのも悪くない」


 そういう。その目は笑っていた。それどころか狂っていてもおかしくない。その青年は満足そうにゲラゲラ笑いながらこういう。それを遮るかのようにこの学園のが校長が言った。


「どういうことかね煙早瞬くん」

「ギャンブルの起爆剤にすればいい。奴隷を使ってギャンブルで儲ければいい」

「ギャンブルだとバカバカしい。この学園が認めるとでも」


 青年はニヤリっと笑いながら気味の悪い笑顔を見せた。

ーーー

 そして青年が思い描いた学園は計画通りに進み校長先生は青年が引き継いだ。そして青年が校長先生になってから10年の月日が流れた。

ーー

「へぇ今の校長先生になってそうなっているなんてね」


 相愛姫が感想を吐いた。僕の顔をじろっと睨みながらそう感想を吐いた。


「姫は何を考えている?」

「いえ別に借金に怯えるなんてバカでしょう」


 姫は大きく言ったがこの学園でNo. 1を目指せるほど簡単な話ではない。


「ふふふ私のコマになって。私の充実な下僕でいなさい。宮川翔太」


 俺の名前を吐いた。俺は頷く。なぜ俺は彼女の言いなりなのか。それは彼女に借金の額を払ってもらったからだった。だからその恩を返さないといけない。


「わかっています」


 俺らは2年生で2階によくいるが一階には一年生がいて狩りには持ってこいだが、一年生は入学ボーナスでお金を沢山持っているため迂闊に勝負するのは好ましくない。

だがそれでも俺には秘策があるのだ。


「あれ先輩じゃないっすか?まさか勝負に来てくれたんっすか?今一年のリレーをするんっすよ。かけましょうよ」


 そう言い俺にギャンブルを挑むとはいささか無謀というかダメだろう。まずは様子見として1万円だな。まぁ段々とギャンブルするものにとって金の価値はわからなくなっていく。


「私は10万円でバトルします」

「俺は一万円だ」


 まずはリレーでどこでかけるかを決める。決めていいのは一人一つまで。なんでも変えれる。


「5000円でセット」


 そう言うとコインを50個プレゼントされる。そして札束は5000円札一枚のみ。


「5万セット」


 そう言い切ったタイミングで姫が登場する。姫は相手の顔色を見て合図を送る。俺の勝ちが決まったて証だ。問題はない彼女ならなんとかしてくれるはすだ。


「紅組に5万円をーセット」


 一年生は生意気な目で俺を見つめて言い切った。俺も期待にそうかのように


「俺は黄色に全額セット」と言い切った。


 そしてれーすは始まる勢いよく紅組が出てそれを追うのは水色。その後ろに緑がいて殿を務めるのが黄色だ。その後圧倒的な実力差で黄色は負けた。紅組は一勝。


 そしてルールの提示


「①一走目で決める」


 一走目は紅組の圧勝で誰も追いつくことはできず紅組の価値が濃厚になった。

「②最下位が勝ち」

そう俺が書いたことによってルール上俺の勝ちとなる。













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