第16話
高谷くんに肩を揺さぶられ現実に戻った。
いきなりなにすんだい!
って、授業中なのになんで高谷くんが目の前に…
「全然聞いてなかっただろ!俺と遥で体育委員になったからな!感謝しろよ!」
「はい?体育委員?なんでまた」
「大学受験の為にはなんかやっといた方がいいだろ?去年は俺も遥も何もやってなかったし。体育委員は六月の体育祭だけで済むから楽じゃんか」
「あ、そうなんだ。それはいいね」
なんだ、今の時間は授業というよりホームルームか。皆雑談ムードだわ。
色々決めなきゃいけないこと、あるもんな。
「だろ?遥、ぼーっとしてっから俺が決めといてやったんだからな!」
「たまにはいいことするね。ありがと…って、わたし体育委員?!高谷くんと?!」
えええ?!
体育が苦手でしょうがないわたしが?!
得意なものもないけど!にしても体育委員って!
「だからそう言ってんだろ!マジで何も聞いてねぇのかよ…信じらんねぇ…。ま、遥だしな」
「そんな……」
もうこの際体育委員は置いといて、高谷くんと一緒って先輩的にどうなの?
紗耶香の言うとおり、先輩が高谷くんとわたしが同じクラスで嫉妬しているんだとしたら、同じ委員はあまりよくないんじゃ…。
いやむしろ高谷くんがわたしに絡むのは、ほぼ先輩が目当てだからなんですがね。
高谷くん、結構本気で先輩のこと好きなんだよね…。
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