第14話

あ、あいされ?!


わたしが?!先輩に?!



妬いてるって本当なの?!



「そんなこと言うほど妬くなんてね。普通の男ならうざくて面倒なことこの上ないけど、先輩だから許されるって思えてしまうのが不思議だわ。あたしは無理だけど」


「ねぇ、紗耶…」


「じゃあね!頑張れB組!」


「え?!」



わ!もう教室か!



慌ただしくA組に去っていく紗耶香。


を見届け、わたしも急いで教室に入り席に着く。



その後すぐに先生が来て授業が開始された。ギリギリ間に合い一安心。



─ところが。



これからはしっかりしなきゃと思ったばかりだったのに、わたしの頭はすでに違うことでいっぱいになっていた。



言わずもがな、それは先輩のことで。



だって、わたしの世界は彼を中心に回っている。



彼の為に生きていると言っても過言じゃないくらい。先輩がわたしの全て。



どんなに愚かだと馬鹿にされたって痛くも痒くもない。



先輩が、わたしと同じ気持ちでいてくれてるから。



先輩が、わたしと、同じ……



…気持ちで、いてくれてる?

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