誘惑の前兆
お前は俺だけ見てればいい
第1話
──皆様、お久しぶりです。
かなりお久しぶりで突然ではございますが、この度、私、川上遥。
無事、進級しましたー!!!!!
きゃーっ!!
できたできた!!良かったー!!
普通にできたとは思うけど(そう信じたい)、わたしの場合色んな意味で危うい!結構心臓に悪い!
こんなしんどい思いを二度としない為にも、今年度からは気を引き締めて、勉学に励もうと誓います。
学校の門をくぐりながら、新たな気持ちで踏み出していく。
まるで気分は新入生。
いやいや!もう高校二年生になったんだもの!さぁ!夢を見るだけの少女は卒業よ!
……あれ?
なんだか去年も同じことを思っていたような…
「きゃーっ!」
「あの人かっこいい!」
「先輩かな?超イケメン!」
──え?!イケメン?!どこどこ?!
「おっす遥!」
「え?あ、なんだ高谷くんか」
「なんだってなんだよ!いつもながら失礼だな!」
うそ。皆、高谷くんを見て言ってたの?
てことは一年生かな?
在校生は高谷くんのアホっぷりを知っているから、イケメンなんて誰も言わないもんね。
確かにかっこいいことはかっこいいけど、いかんせんアホでチャラいからなー。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます