第4話
「それって、起きたらしてくれないってこと?」
「え゛?!」
わたしの手を掴み、先輩は口元に持っていきキスをした。
ね、寝ぼけてんの?!寝起きからこんなことするなんて………!
「ずっと待ってたんだけど」
「待ってたってなにをですか!!てか、それ所じゃないですって!電話!!先輩の携帯が鳴って…………」
あれ?いつの間にか切れてたみたい。音がしない。
「出なくていいんだよ、始めから。つーか電源切っておくの忘れた」
そう言いながら携帯の電源を落とそうとする先輩。
「ちょっ、だめですよ!緊急の電話だったら………」
~♪♪♪♪♪
今度は家電が鳴る。
このパターンって…………。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます