転生魔王創世記
西音寺 秋
第1章 魔王降臨
プロローグ
の名前は
過去形なのは私が飲酒運転のトラックにひかれてついさっき死んだからである。
人生返せ!
そしてどういう訳だか私は今、真っ白な空間にいる。
「あの~。」
「はい?」
零奈が振り向くとそこにはサラリと長い白銀の髪に空のような青い瞳。真っ白なドレスを纏い同色の羽根を生やしたとても美しい14~15歳位に見える女性が立っていた。
「私の名前は女神セフィリアと申します。」
「はぁ…。私は杉森零奈です。」
零奈は怪訝そうな顔をしていた。
「さて、貴方は一度死にました。ですがもう一度人生的な物を送れるとしたらどうしたいですか?」
「え、勿論送りたいです。」
そりゃあもっと生きていたいよ。やりたい事沢山あるもん。
「え~杉森零奈さん。私の頼みを聞いてくれたら新たな命を差し上げましょう。」
「どんな頼みですか?」
「私の作った世界で魔王になって下さい。」
セフィリアは笑顔でそう答えた。
「はい?」
「いや…。だから魔王になってくれませんか?」
一体どういう事だろう。
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