光あふれる人生
古 散太
光あふれる人生
闇に目が慣れてしまうと
それが普通になってしまう
穢れたものや醜いものも
そんなものだと思ってしまい
したくないことをしても
当たり前になってしまい
ひとり涙を流すことが
日常生活になってしまう
もし君の日常が
そんな世界観の中ならば
見る視点を変えてほしい
足元ばかりを見てしまうなら
空を見上げてみればいい
精いっぱいの背伸びをして
大きな深呼吸をひとつして
もう一度日常を見てほしい
君が歩きだした道のその先で
路肩に花が咲いていて
蝶々がふわりと舞っていて
季節の風の香りを感じて
見上げれば小さな雲が流れて
誰かの笑いが聞こえていたら
君はこれまでとは違う日常の
新しい人生を手に入れたんだ
誰が何を言ったとしても
闇に焦点を合わせない
つねに光のあるほうへ進む
君の人生に横たわる幸せは
誰にも提供できないのだから
君は君の光あふれる人生を
しっかりと見据えて生きていく
それ以外に君を幸せにはできない
光あふれる人生 古 散太 @santafull
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます