第8話

「キラーズライフ」8


〜1週間後〜


ー夜ー


刃月「さて…そろそろかな…」


すると遠くからこちらに向かってくる足音が聞こえてきた。


リア「刃月…!事務所から手紙が…!」


刃月「あぁ、わかっている。仕事の依頼だろ?」


リア「え…?なんでわかったの…?」


刃月「俺に仕事の依頼がくるのもこの時間帯が多かったからなぁ…タイミングはだいたいわかるさ」


リア「・・・」


刃月「緊張してるか?笑」


リア「うん…」


刃月「まぁ大丈夫さ。初めての仕事だから"リスクレベル"も低いだろう」


刃月「それに俺がお前を鍛えたんだ。並大抵のやつらには傷一つ付けられないさ」


リア「そうかな…」


刃月「そうに決まってるだろ?それに等級9段の俺だってこの歳まで生きてるんだぜ?」


刃月「胸張って行ってこい」


リア「うん…わかった…刃月が信じてくれてるなら…わたし頑張る…」


刃月「帰ってきたら初の依頼達成を祝ってやるよ」


リア「ほんと…?」


刃月「あぁ、もちろんだ」


そこで俺はリアの初陣(ういじん)を見送るのだった…


つづく…

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