第116話

「笑えるくらいなら大丈夫そうだな」




「なっ!全然大丈夫じゃないよ!」




タオルで鼻を押さえながらあたしを見下ろす陸に噛みついた。





現にあたしの膝小僧からは、血が溢れ続けているんだから。







そんな血だらけのあたしたちは篠チンから




「お前ら一緒に保健室行ってこいよ」




と声をかけられた。









一緒はまずくないかい?





リレーはいつの間にか終わったって言うのに





さっきから応援席はざわつき続けている。

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