第114話

「……おい」




「体だけはご勘弁くだせぇっ!!」




「は?お前、何言ってんの?」





ひっ!妄想してた?





「ひとぶん殴っといて…」




へ…?ぶん殴る?







「大丈夫かっ」と駆け寄ってきた篠チンの声につられて顔を上げると




陸の鼻からだらりと血が垂れていた。











「なんだ、鼻血か…」




「なにっ?」

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