第95話

騎馬戦が始まると女子たちの声援が一層パワーアップした。





すごい人気…。




そんな人気者とあたしがさっきまで二人きりだったってんだから、世の中不思議だよ。




世界には七不思議どころか、不思議がごろごろしてるよ。







いやいや、あたしは呑気にそんなこと考えてる場合じゃないんだ。





リレーの時間は刻一刻と迫ってきている。





そう思うとまた落ち着かなくなった。





掌にはじんわりと汗がにじんで、




さっきまでお茶飲んでたにもかかわらず喉がからからだ。

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