第94話

急に小声になったあたしに合わせるように




「まじ?」




真尋もトーンダウンした。






「内緒だよ?」




「わかってるよ-。

てか……意外に仲良しだねー」




「そんなんじゃないから」




と言いつつ、さっきのペロリを思い出し、また体がほてりそうになった。






「次の騎馬戦、陸くん出るみたいだね」




グランドを見渡すと、どのクラスの応援席も前列はほとんど女子が独占していた。





なるほど、ホントにアイドル並みだな。

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