第92話
そこにはペットボトルのお茶を手にした陸。
さっきの冷たい感触はこれだったのかと思い知る。
体を起こすと
「そろそろ時間。まじで寝んなよ」
と陸が笑う。
カラオケボックスで初めて逢った時と違って、陸はよく笑顔を見せる。
こんな人だっけ、と寝ぼけた頭で考えていた。
だけど
「お前、リレーのこと忘れてんじゃね?」
その言葉に一気に覚醒した。
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