第66話

『また』はないと思っていたのに、予想以上に早くその時がやってきた。





そしてまた陸が発した『また』。





次も本当にあるのかもしれない。







「意外な組み合わせだな。友達だったのか?」





教室の扉をくぐりながら篠チンがあたしに尋ねた。





「はぁ、のっぴきならない事情で知り合いまして…」




「はは、ワケありか?」




「まぁそんなとこです」







「ほら座れー」とあたしにとも生徒みんなにともとれる篠チンの声で、自分の席に着いた。

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