難破船通り越して

最近、新しい業務を覚えることに追われているせいで、ちょっと…いや、かなり…いやいや、めちゃくちゃ頭がオーバーヒート気味で爆発寸前、もうどうにかなりそうだ。

目の前の仕事をこなすだけで精一杯なのに、毎日のように新しい情報が後から後から波のように押し寄せ、それを必死に吸収しようとするものの、これがなかなか頭に入らない。

しっかり学んだはずのことが、翌日にはすっかり抜け落ちているような感覚に陥る。これは一体、脳の疲労のせいなのか、それとも年齢のせいなのか…自分でもよくわからないでいる。

昔はもっとスムーズに、新しいことを覚えられた気がする。

例えば、学生時代の試験勉強や、これまでの仕事での新しいスキル習得も、それなりに苦労はしたものの、ここまで頭がついてこないという実感はなかった。

今は、ひとつのことを理解するのにも時間がかかるし、すぐに忘れてしまう。それはまるで、水が指の隙間からこぼれ落ちるように、知識が流れていってしまうようなのだ。　

ここ数週間、間違いなく脳が疲労している。『謎解きはディナーのあとで』の執事・影山氏の言葉を拝借するならば、

「お嬢様の脳ミソは難破船でございますか？座礁して機能を失っておいでかと…。」

仰る通り…まさに、それである。

ああ、そうよ、影山。貴方の言う通りね…。

元から容積が小さい私の脳ミソ、とっくに再起不能なのよ！(# ﾟДﾟ)凸　←逆ギレ

長時間の集中や、慣れない作業の連続で、頭がうまく働かなくなっている…もはや、難破船通り越して沈没船よ、もう……┐(´д｀)┌

おまけに、睡眠不足の日などは特に物覚えが悪いのを感じる……こうなると、もうお手上げだ。

しかし、適度に気分転換すると、驚くほどスッキリすることもある。

席を離れて珈琲を飲んだり、お菓子を食べてみたり、適度な休憩を挟みながら無理をしないことが大切なのかもしれない。

とはいえど、やはり年齢の影響も無視できないような気がする。←妙齢ゆえ…

昔と比べて記憶力や集中力が衰えているのは、認めたくはないけれど事実だからだ。　

けれど、それを嘆いていても仕方がない。加齢による変化を受け入れながら、自分なりの学び方を工夫することが必要だと思っている。

例えば、一度に大量の情報を詰め込むのではなく、小分けにして学ぶ、書いて覚える（←自分にはこれが一番効果的）など、自分に合った方法を模索することの大切さも実感している。

新しいことを覚えるのは確かに大変だけれど、その積み重ねが自身の成長につながるはずだ…と信じて、焦らずに自分のペースで行くつもりだ。

人間、いくつになっても学びの連続なのだな…と、見頃を迎えた桜を見上げながら、しみじみ思う今日このごろ…である。

でもって、

たとえ、何度も座礁しようが後悔はせず、航海を続けるぞ！！と…な…？

↑要らんオチ…ヾ(;´д｀)