第45話

「もう無理。僕死んじゃう。おなか空きすぎて死んじゃう。」


ローソファに横たわった七彩は足をばたつかせた。

ここに来てかれこれ1時間はゴネ続けている。

小学生か。


「朝ごはん食べなかったの?」


「食べてないからお腹空いてんじゃん。」


「でもまだ10時だよ。お昼まで待てない?」


「無理。」


「…でもパンケーキ作る材料ないよ。」


残念ながらここの冷蔵庫には今、パンケーキを作る材料は卵しかない。

冷蔵庫を開けて一応中身を確認するあたしを見て七彩はにやりと笑った。


「ああ、それなら大丈夫だよ。」


その時だった。

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