「体！？」

「はぁ！？何あんた急に！キモいんだけど！」

「あ、あの…あたし技術も自慢できるほどのスタイルでもないので、その満足いただけないかと、」

思いつく範疇で1番最悪で、且つ、1番現実味を帯びているシナリオ。

七彩の暴言をスルーしてしまうくらいには、あたしは動揺していた。

「はぁぁぁぁあ！？気持ち悪いこと言わないでくれる！？そこまで落ちぶれてないか…、」

絶叫する七彩を遮った理人さん相変わらず穏やかな笑みを浮かべたまま、

「あぁ、うん。そうだよ。」

―――――――それはそれは恐ろしい爆弾を投下した。

「「「はぁ！？」」」

ここにきて初めてだと思う。

あたし、壱さん、七彩の3人の息があったのは。

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