レシートがいっぱい
きのp
第1話 レシートがいっぱい
僕は、特にすることがない。財布は、長財布を使っている。
そんなとき、僕は良く、買い物に出掛ける。
だから、財布に、レシートがいっぱい?
いや、そんなに浅くはない。
物語は、1988年の3月に遡る。らしい。
別に僕が決めた訳じゃない。
そして、レシートがいっぱいなのは、紛れもなく、
レジがあるからだ。
僕が決めた訳じゃない。
そんなこんなで、レシートがいっぱいなのだ。
僕が、こうして、ぐでぐで、言う間にも、
レシートは、レジから、発行される。
そして、レシートは、行く宛のない場合も、
また、管理される場合も、あったりする。
レシートは、僕らを、情報として、記載してくれる。
レシートがなければ、始まらないのだ。
僕は、レシートを発注している。
レシートは、僕らを、情報として、記載してくれる。
レシートがいっぱいなのは、実に、公平であり、
我輩としては、ペーパーレス化が進む昨今に、ついて、
便利だなとも思うが、レジと現金がある限り、
レシートは、あるだろうから、
これからも、レシートがいっぱい公平さと、誠実さを、
僕たちに与えてくれるだろう。
僕が、1988年に生まれてから、裏切られたことは、一度もない。
End
レシートがいっぱい きのp @kinopiii
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