第2話 チャレンジへの優位性とそれゆえの苦難

重機系資格取得にはいわゆる専門の「教習所」へ通います。

当然、「教習所」も営利企業なので教習費用が必要です。

潤沢にお小遣いはありませんから少しでも節約するため、フォークリフトの経験から交通費が抑えられる自宅近くの「教習所」を今回は探しました。

自宅からの最寄りの駅からバスは2コースもあり、自家用車でも便利な場所にありました。

ただ「教習所」に今後何度も通いその都度支払いをする羽目になるとは・・・?


突然ですが、私は大型特殊免許を所持しています。

居住地の〇坂府で、運転免許試験場の「一発試験」で取得しました。それも一回目で合格です。〇坂府の運転免許試験場の試験車両はバケット(土砂を救うバケツの事)の付いた大型フォークリフトのような車両で後輪操舵です。フォークリフトを取得した半年後に勢いで申込みをして無事に取得できました。

一発試験1回目での取得なので、申込みと試験日当日の2日ほど通う必要がありますが、合計の取得費用は申請料/試験車両代金/証明写真/交付料/試験場への2日間の交通費往復で合計 ¥8,360-でした。

こちらの体験談もご興味あれば目を通して頂ければ幸いです。

これに味をしめ、いづれ「けん引免許」の取得も考えています。

若かりしときに「大型運転免許一種」は当時住んでいた〇都府で7回の「一発試験」で取得していますから、個人的には割とポピュラーな手段でもあります。

脱線しましたが、「大型特殊免許」が今回は重要ポイントとなります。


「大型特殊免許」取得者の「運転技能講習(車両系建設機械:整地・運搬・積込用及び掘削用)」は費用と時間が大幅に軽減されます。

そんな理由で、2日間 14時間のコースを教習所へ申込みしました。


教習1日目は座学。

基本的に一時間講習毎に5分間の休憩となります。

当日、8:30に集合。諸注意と説明を受け 18:30迄しっかりと座学を受講します。

人生初の技能講習なのでとても良い経験でした。女性2名含む全14名の受講者でした。

2日目

10時まで座学。10時半から30分ほど確認試験。試験後は試験の回答確認と午後からのいよいよ技能実習へと進みます。

昼食後、12:45~16:30迄車両系建設機械の操縦訓練。

しかし、これが無理ゲー「苦難」となります。バックホーでの実技試験なので、途中に8分程ホイールローダーの乗車訓練もしますが圧倒的にバックホーの訓練時間が足りません。

その状況下で16:45から実技試験を開始し・・・・、不合格。

落ちました。「燃え尽きたよマジで。」なんて言うか受講者皆さん普段から乗ってますよね?

「多分」、「おそらく」、「絶対に」。皆さんとても操作が上手いんですよ!

「私なんて人生の全部足しても30分くらいしかバックホーを乗ってませんけど?」と言い訳をします。

普段から業務で乗車されている方は旋回レバー操作では悩んでいらっしゃる方も複数人いました。横旋回/縦旋回のレバーの違いですね。

大型特殊免許所持者でのコースは技能試験では不合格者が多いとのことでしたので正に私がそれに該当しました。

そこから追試に向け居残り練習再開。夜の暗闇の中でバックホーの練習をします。

追試試験で合格は出来ましたが、かなり微妙だったと思われます。

19時過ぎに免許を受け取って帰宅しました。


次回「運転技能講習(1日間:車両系建設機械:解体用)」につづく


〔費用〕

運転技能講習(車両系建設機械:整地・運搬・積込用及び掘削用)

¥44,000-(14Hコース)

申込時交通費(支払い申込書持参、教習所確認)

¥940-

交通費(バス2日間往復)

¥840-

昼食代金(2日間)

¥1,000-

ドリンク(2日間)

¥200-


取得総額費用

¥46,980-


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