バックホー(ユンボ)の操縦資格にチャレ ン ジ
ふぐたん
第1話 重機の操縦が出来たらお手伝いできるかも?
三人称目線の短いお話です。
事実に基づいた内容なので不愉快な思いをされる方も居るかもしれません。
初めに告知とお詫びをさせて頂きます。
不愉快に感じる方は第2話から目を通して頂けると幸いです。
元旦、突然自宅マンションが大きくゆっくりと揺れる。
世に生をうけ、アラ環と言われる年齢に達した男は理解する。
「遠くで大きな地震が起きた」と。
インターネットやテレビで情報収集を行う。
I県で大きな地震が発生した。と。
30歳代に転勤で4年間住んでいた場所であり、知人の顔々が思い浮かぶ。
「無事だろうか?」と。
当時住んでいた町は震源地から南に離れており、連絡のついた方々への直接的な人的被害は無かったものの、インフラへのダメージは大きく、断水/停電/道路損壊等々の報道が連日行われていた。自宅や職場が被災した方は知人にも多くいたことも聴いている。
募金をした。が、個人に出来ることは限られていたので今は静観するしかなくそれが悔しかった。
1カ月経過しても震源地に近い場所の復旧は遅々として進まず、直接的かつ具体的な支援が出来ないものかと思案していた。
そんな状況下、「復旧には道路が重要」で、その復旧工事をしている映像の中で活躍する重機の数々をみて「あっ!コレだ!」と何かが繋がる。
今はなにも出来なくても、残りの人生で災害が発生したら支援出来る筈?と。
これが、重機の操縦資格にチャレンジする第一歩となります。
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