青春7首 夏空
澄まぬ空見え透いた嘘が雲になる降るなら降れよ傘はないけど
汗みずく真夏の光線肩を焼く襟で扇いで風送る君
迂回路を前後になって走り抜け君の肘には癒えぬかさぶた
一本のアイスキャンディ鼻ぶつけ分け合った夏遠く砕ける
同じつむじ並べて歩いた友よ今まぶしいなんて言ってやれない
蟻潰し缶のコーラで水葬す弔いの涙それは私を
人生のピストル同時に鳴ったのにせめて居眠りしていてくれよ
指絡めふたりで仰いだ群青が君にはきれいで僕に苦しい
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