気づいちゃいました!

第4話

一緒にお弁当食べてた美紅はお弁当を片付けながらビクッとして。



鞄から教科書とかを出しながら、


わざわざ「おはよう」を言いに来ていたクラス内外の女の子に挨拶をしていた陸君も制止する。



女の子達が苦笑いを浮かべながら陸君の傍を離れた瞬間。


私は陸君の方をぐりんと向いて。


「陸君!あのねっ」



陸君は私の勢いに若干押されてか後退しながらも、


「ん?」といった表情で私を見てる。




そう、私、気付いちゃったかもしれない。




本当に、なんで今まで気付かなかったんだろうってカンジだけど。



そうだよ。


そうじゃん!


陸君なら…っ

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