第28話

悟志と遊ぶ時間が減ったので、僕の楽しみも減った。

だから、悟志からの誘いはとてつもなく、嬉しい。

今回は悟志のバイト先の棚卸だが、悟志と過せる時間は極上な時間だ。

こんなことを思ってる僕は今だ、本当に悟志のことが好きなのかもしれない。


吹っ切れなきゃな。


さて。

こんな僕に、ビデオ屋で、出会いが訪れる――。

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