第八章 判決
「被告人、谷原義治は、幼少期を含め、4人の殺人、2人の殺人未遂を含め、計6人を殺したことから、『死刑』と処する。」
谷原義治は、幼少期での弟への殺人、その殺人から発生してしまった沢田蒼への自殺未遂、さらに、沢田蒼の自殺で悲しみにくれ、遺書を書いて、自殺してしまった沢田弥生への自殺未遂、さらに、社会人になったあと、父、母、駆け付けた一人の警察官への強烈な殺人という、自殺未遂を含む6人の命を殺めた罪により、死刑が決まった。しかし、谷原義治は、弟のせいにした。弟が邪魔しなかったら、こんなことにはなかったからと言った。
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