第4話 鏡の迷宮と記憶の鍵



朝日が透ける手を通り抜け、探偵は黙って窓の外を見つめていた。透明化は右手から腕へと広がり、肘まで達していた。時間は刻々と過ぎていく。


「今日はどこを調べる?」硝子が静かに尋ねた。


「もっと街のことを知りたい」探偵は振り返った。「この玻璃の街の歴史、文化、何か手がかりになるものがあるはずだ」


硝子は考え込むように頭を傾げた。「図書館があるわ。中央広場の近く。そこなら街の記録がたくさん残っているはず」


二人は事務所を出て、中央広場へと向かった。今朝の街は一層崩壊が進んでいるようだった。昨日まで形を留めていた建物が、今日は瓦礫の山になっている。消失の波が加速しているのだろうか。


「街の崩壊が早まっている」探偵は周囲を見渡して言った。


「あなたの体と同じよ」硝子は彼の透明な腕を見つめた。「すべてが連動しているのかもしれない」


中央広場に到着すると、大きな古典的な建物が見えてきた。「玻璃市立図書館」と刻まれた石版が入口にあった。建物は三階建てで、上層階の窓は割れていたが、全体としては形を保っていた。


図書館のドアは半開きで、中は薄暗かった。二人が入ると、広大な空間が広がっていた。高い天井、無数の本棚、読書用の机と椅子。しかし、静寂が支配していた。


「どこから始める?」探偵は周囲を見回した。


「地域史のセクション」硝子は奥を指さした。「二階の東側よ」


二人は階段を上り、東側の書庫へと向かった。そこには確かに「玻璃市史」と書かれた棚があり、何冊もの本が並んでいた。探偵は一冊を手に取り、ページをめくった。


「奇妙だ...」彼は眉をひそめた。


「何が?」


「ある時点までは詳細な記録があるのに、突然途切れている」探偵は本を硝子に見せた。


確かに、その本は都市の創設から詳細に記されていたが、三ヶ月前の日付を最後に、それ以降のページは真っ白だった。探偵は別の本を取り、確認した。結果は同じだった。すべての本が同じ日付で終わっていた。


「三ヶ月前...最初の被害者が消えた日だ」探偵は呟いた。


「そう」硝子はうなずいた。「事件が始まった日から、街の歴史そのものが消え始めたの」


探偵は次々と本を調べた。年鑑、市政記録、新聞のバックナンバー。すべてが同じ状態だった。ある日を境に、情報が消えていた。そして、残っている記録さえも、日付が古くなるにつれて文字が薄れ、読みづらくなっていた。


「過去に向かっても消えつつあるのか」探偵は驚いた。


「そう」硝子は悲しげに言った。「この街は両方向から消されている。過去も未来も」


探偵は別の棚に向かった。写真集と書かれた棚だ。何冊かを取り出して確認すると、やはり同じ現象が起きていた。近年の写真は完全に白紙になり、古い写真も徐々に色あせ、輪郭だけになりつつあった。


そんな中、一冊の小さなアルバムが目に留まった。表紙には「玻璃市立孤児院記念写真集」と書かれていた。何気なく開いた瞬間、探偵は息を呑んだ。


そこには、明らかに幼い頃の自分と思われる少年の写真があった。10歳くらいだろうか。黒い髪に、暗い色の瞳。表情は今の自分よりも生気に満ちていたが、間違いなく自分だった。


そして、その横には...


「双子...?」探偵は言葉を失った。


写真には、彼とそっくりな少年が並んで立っていた。わずかな違いはあるものの、明らかに双子だった。二人は孤児院の制服を着て、カメラに向かって微笑んでいた。


「俺には兄弟がいたのか?」探偵は困惑した。


硝子は写真を覗き込み、静かに言った。「思い出せる?」


探偵は必死に記憶を探った。しかし、写真の少年たちに関する記憶は浮かんでこなかった。孤児院の生活も、兄弟との思い出も、すべて闇の中だった。


「何も...思い出せない」彼は苛立ちを覚えた。


アルバムのページをさらにめくると、成長していく二人の姿があった。学校の行事、スポーツ大会、卒業式。しかし、ある年齢を境に、写真には探偵らしき少年一人だけが写るようになっていた。双子の兄弟の姿は消えていた。


最後のページには、警察学校の制服を着た自分の写真があった。誇らしげな表情を浮かべている。そして、その横の空白部分には、かすかに「おめでとう、弟よ」という走り書きが見えた。


「弟...」探偵は言葉を繰り返した。「俺には兄がいた。そして、俺は警察官になった」


「探偵になる前はね」硝子は静かに補足した。


探偵は首を振った。「でも、兄はどうなった?なぜ写真から消えた?」


硝子は答えなかった。彼女は窓の外を見つめていた。その表情には、何か言いたいけれど言えないという葛藤が見えた。


「硝子、何か知っているだろう?」探偵は彼女に向き直った。


「私にもすべてはわからないわ」彼女は静かに答えた。「あなたの記憶が戻らなければ、真実もわからない」


探偵はアルバムを閉じ、胸ポケットにしまった。自分の過去の手がかりとなるものだ。


二人は図書館の別のセクションを調べ始めた。しかし、どこを探しても同じ状況だった。ある時点で情報が途切れ、古い記録も徐々に薄れていく。街の歴史は文字通り「消えつつある」のだった。


探偵は深い溜息をついた。「このままでは、街の痕跡さえ完全に失われてしまう」


「だからこそ、急がなければならないの」硝子は真剣な表情で言った。「あなたの記憶と、街の真実。両方を取り戻す必要があるわ」


二人は図書館を出た。外は昼過ぎになっていたが、空はまるで夕暮れのように赤みを帯びていた。時間の感覚までもが歪んでいるようだった。


「記憶を取り戻す方法はないのか?」探偵は尋ねた。「このままじゃ、手がかりが消える前に真相にたどり着けない」


硝子は立ち止まり、探偵の目をまっすぐ見つめた。「実は...ある方法があるの」


「何だ?」


「鏡の世界に行くこと」


探偵は一瞬言葉を失った。「鏡の世界?」


「この街には、もう一つの側面があるの」硝子は説明し始めた。「現実と鏡像が反転した世界。そこでは、消えた人々や物事が、まだ形を留めているかもしれない」


「そんな世界が本当にあるのか?」探偵は半信半疑だった。


「あるわ」硝子は確信を持って言った。「そして...あなたもそれを知っていたはず」


探偵は眉をひそめた。彼の中で、かすかな記憶が揺れ動いた。確かに「鏡」に関する何かを知っていた気がする。しかし、それは恐怖と結びついた記憶だった。


「どうやってその世界に行くんだ?」


「街の中心に、扉があるの」硝子は中央広場の先にある大きな建物を指さした。「玻璃市庁舎の地下に」


探偵はうなずいた。「案内してくれ」


二人は市庁舎へと向かった。かつては威厳のあった建物も、今は崩れかけていた。入り口は瓦礫で塞がれていたが、側面に小さな隙間があり、二人はそこから内部に侵入した。


市庁舎の内部は広く、大理石の階段が中央に配置されていた。かつての豪華さを思わせる装飾の一部が残っていたが、多くは破壊されていた。


「地下への入り口はどこだ?」探偵は周囲を見回した。


「あそこ」硝子は大きな時計の下にある小さなドアを指さした。


ドアは施錠されていたが、探偵が肩で押すと、古い錠前が壊れて開いた。中は真っ暗だった。


「懐中電灯かライターはある?」硝子が尋ねた。


探偵はポケットのライターを取り出した。火を灯すと、弱い光が階段を照らした。螺旋状の階段が下へと続いていた。


「何段あるんだ?」探偵は下を覗き込んだ。


「百二十二段」硝子は即答した。「私は数えたことがあるの」


探偵は意外そうに彼女を見た。「君はここに来たことがあるのか?」


「...ええ」硝子の声は小さくなった。「一度だけ」


そこには何か秘密があるようだったが、探偵は追求しなかった。二人は階段を下り始めた。螺旋階段はまるで無限に続くかのようだった。壁は冷たく、湿気を含んでいた。


「なぜ鏡の扉がこんな場所にあるんだ?」探偵は下りながら尋ねた。


「この街の創設者たちが作ったの」硝子が説明した。「彼らは『玻璃』という名前の通り、光と反射の力を研究していたわ。そして、ある日...彼らは『向こう側』を発見した」


「向こう側...」


百二十二段目で、ついに階段は終わった。そこには広い円形の部屋があり、その中央に一つの物体が置かれていた。


ライターの弱い光が照らし出したのは、巨大な鏡だった。高さ約3メートル、幅2メートルの楕円形の鏡。銀色の枠には複雑な文様が刻まれていた。鏡の表面は曇りなく、完璧に磨かれていた。


しかし奇妙なことに、探偵と硝子の姿は鏡に映らなかった。鏡の中に見えるのは、同じ部屋だが、わずかに異なる空間だった。照明が灯り、壁には飾りが掛けられ、床には美しい模様が描かれていた。


「これが...鏡の扉?」探偵は驚きを隠せなかった。


「そう」硝子はうなずいた。「ここから向こう側に行けるわ」


「どうやって?」


「触れるだけ」硝子は鏡に近づいた。「でも、警告しておくわ。向こう側では、あなたの記憶が一気に戻ってくるかもしれない。それは...痛みを伴うことになる」


探偵は深呼吸した。「構わない。真実を知るためなら」


硝子は静かに言った。「もう一つ。向こう側には...『あなた』がいるわ」


「俺が?」探偵は困惑した。


「説明するよりも、見た方が早いでしょう」硝子は微笑んだ。「準備はいい?」


探偵はうなずいた。彼は鏡に近づき、透明になりつつある右手を伸ばした。硝子も同じように手を伸ばす。


二人の指先が鏡面に触れた瞬間、銀色の表面が水のように波打ち始めた。探偵は驚きのあまり手を引こうとしたが、すでに遅かった。鏡の表面が彼の手を捉え、引き込み始めたのだ。


「抵抗しないで」硝子が静かに言った。「自然に身を任せて」


探偵は緊張しながらも、硝子の言葉に従った。彼の手が鏡の中に入り込み、続いて腕、肩、そして全身が吸い込まれていった。それは水中に潜るような感覚だった。冷たく、しかし不思議と息苦しさはない。


一瞬の闇の後、探偵は別の空間に立っていた。


「これが...鏡の世界?」


探偵は周囲を見回した。確かに先ほどと同じ円形の部屋だったが、すべてが反転していた。右と左が入れ替わり、階段も反対方向に伸びている。そして何より、部屋全体に生気があった。照明が灯り、壁には鮮やかな装飾が施され、床には複雑な幾何学模様が描かれていた。


「鏡の向こう側よ」硝子の声が後ろから聞こえた。


振り返ると、彼女の姿はより鮮明になっていた。半透明だった体が、ほぼ実体を持ち、赤いドレスの色も鮮やかに輝いていた。


「君の姿が...」探偵は驚いた。


「こちら側では、私の存在はより強くなるの」硝子は自分の手を見つめた。「でも一時的なものよ」


探偵は自分の右手を確認した。透明だった腕は、こちらでは普通の姿に戻っていた。


「俺も元に戻っている」


「それも一時的」硝子は警告した。「この世界には長く留まれないわ。あなたの体は、この世界を拒絶するから」


探偵は頷いた。そして初めて気づいた。「ここでは街は消えていないのか?」


「こちらではまだ消失は始まっていないわ。時間の流れが異なるから」硝子は階段を指さした。「さあ、上に行きましょう。街を見せるわ」


二人は階段を上り始めた。上ると同時に、探偵の胸に違和感が走った。軽い圧迫感のようなものだ。


「少し息苦しい」彼は言った。


「始まったわね」硝子は心配そうに見た。「記憶が戻ろうとしている。でも抵抗しているのよ」


「抵抗?」


「あなた自身が、思い出すことを恐れているの」


探偵は黙ってうなずいた。確かに、何かを思い出すことへの恐怖があった。それが何なのかはわからないが、本能的な警戒心のようなものを感じていた。


百二十二段を上り切ると、二人は市庁舎の内部に出た。驚くべきことに、建物は完全な姿で立っていた。豪華な大理石の柱、輝くシャンデリア、光沢のある床。すべてが完璧な状態だった。


そして、人がいた。


市庁舎の中では、職員たちが忙しく働いていた。書類を持って行き交う人々、受付で話す市民たち。すべてが通常通りに機能している街の様子だった。


「彼らには俺たちが見えないのか?」探偵は小声で尋ねた。


「そう」硝子はうなずいた。「私たちは『影』のような存在。彼らの世界に干渉することはできないわ」


二人は市庁舎を出た。外に広がる光景に、探偵は息を呑んだ。


鏡のように輝く建物群。七色の光を反射するガラスの壁。街路を歩く人々。生気に満ちた玻璃の街が、その全貌を現していた。


「美しい...」探偵は呟いた。


「これが本来の玻璃の街よ」硝子の声には懐かしさが滲んでいた。


二人は街を歩き始めた。通りは活気に満ち、カフェでは人々が談笑し、公園では子供たちが遊んでいた。完全な日常の風景だった。


「どこに行くんだ?」探偵は尋ねた。


「あなたの事務所」硝子は答えた。「そこで、あなたは事件を追っていたはずだから」


二人が事務所のある建物に近づくと、探偵の胸の痛みが強くなった。まるで何かが内側から押し広げるような感覚だった。


「大丈夫?」硝子が心配そうに尋ねた。


「ああ...」探偵は息を整えた。「続けよう」


事務所に到着すると、ドアには確かに「硝子探偵事務所」と書かれていた。しかし、驚くべきことに、誰かが中から出てきた。


探偵は凍りついた。


出てきたのは、自分自身だった。


「これが...俺?」探偵は信じられない思いで見つめた。


「こちら側のあなた」硝子が静かに説明した。「記憶を失う前の」


鏡の世界の探偵は自信に満ちた足取りで歩いていた。きちんとしたスーツを着こなし、手には書類の入ったバッグを持っている。彼は周囲に気づかず、通りを歩き去っていった。


「追いかけよう」硝子が言った。


二人は鏡の世界の探偵の後を追った。彼は中央広場を通り過ぎ、美術館の方向へと向かっていた。そして美術館の前で、一人の女性と合流した。


その女性を見た瞬間、探偵の胸に激痛が走った。


「ぐっ...!」


彼は膝をつき、頭を抱えた。断片的な映像が脳裏に浮かぶ。女性の笑顔、二人で語り合う場面、事件について議論する瞬間...


「どうして...」探偵は苦しみながら言った。「あの女性は...」


硝子は静かに彼の傍らに立った。「思い出せる?」


「いや...顔が見えない」探偵は苦しげに答えた。「でも、彼女は俺にとって大切な人だったはずだ」


鏡の世界の探偵と女性は美術館に入っていった。二人も後を追おうとしたとき、突然周囲の光景が歪み始めた。建物が揺れ、空が暗くなり、人々の姿がぼやけ始めた。


「何が起きている?」探偵は驚いて尋ねた。


「この世界が不安定になっている」硝子の声には緊張が滲んでいた。「あなたの存在が影響を与えているのよ」


鏡の世界全体が揺れ始めた。まるで地震のように、しかし音はなく、ただ視界だけが揺れ動いた。そして探偵の胸の痛みはさらに強くなった。


「帰らないと」硝子が彼の腕を掴んだ。「このままではあなたの体が持たない」


二人は急いで市庁舎へと戻り始めた。しかし、街の様子はどんどん変化していた。建物が透明になり始め、人々が薄れていく。まるで現実世界での消失が、こちらにも影響し始めたかのようだった。


「急いで!」硝子が叫んだ。


市庁舎に辿り着き、二人は地下への階段を駆け下りた。鏡の扉は以前よりも光を失い、曇っていた。


「これ以上この世界に留まると危険よ」硝子が言った。「でもこれで分かったでしょう。この街には秘密があるの。そして、あなたと『もう一人のあなた』が関わっている」


探偵はうなずいた。確かに、何かが見えてきた気がした。彼には双子の兄がいたこと。そして、失われた大切な人がいたこと。事件と街の消失は、それらすべてと関連しているのだろう。


「鏡に触れて」硝子が指示した。「帰るわよ」


探偵が鏡に手を伸ばした瞬間、胸に激しい痛みが走った。まるで何かが心臓を貫いたかのような鋭い痛み。


「あぁっ!」


彼は叫びながら、鏡の表面に倒れ込んだ。そして再び、冷たい感覚が全身を包み込んだ。闇の中を漂うような感覚。そして—


探偵は現実世界の鏡の前に倒れていた。彼の胸からは血が流れていた。しかし、傷はなかった。血は内側から滲み出ているようだった。


「硝子...?」彼は弱々しく呼びかけた。


「ここよ」彼女の声が聞こえた。再び半透明の姿に戻った硝子が、彼の傍らに膝をついていた。「大丈夫?」


「ああ...」探偵は苦しげに身を起こした。「あれは...何だった?」


「記憶の痛み」硝子は静かに説明した。「あなたの心が、真実を拒絶しようとしている」


探偵は自分の右手を見た。再び透明になっていたが、今度は肩まで広がっていた。


「時間がない」彼は立ち上がった。「もっと調べなければ。そして、あの女性が誰なのか知る必要がある」


「次は何をする?」硝子が尋ねた。


「俺の記憶の鍵を探す」探偵は決意を固めた。「そして、双子の兄の存在についても」


二人は階段を上り始めた。探偵の胸の痛みは残っていたが、それ以上に彼の心を占めていたのは、新たな決意だった。


鏡の世界で見た光景、そこにいた自分自身、そして顔の見えない女性。それらすべてが、失われた記憶の断片だった。そして、それらをつなぎ合わせれば、真実が見えてくるはずだった。


地上に出ると、街はより一層崩壊が進んでいた。空は夕暮れのように赤く染まり、建物はさらに透明度を増していた。


「硝子」探偵は静かに尋ねた。「この街を救う方法はあるのか?」


硝子は遠くを見つめ、小さく答えた。「ある。でも、それには大きな犠牲が必要になるわ」


「どんな犠牲だ?」


硝子は探偵の目をまっすぐ見つめた。「それは...あなた自身が決めることよ」


探偵は黙ってうなずいた。これから彼が向かう真実が、どれほど過酷なものであっても、もう後戻りはできないことを理解していた。


「行こう」彼は言った。「次の手がかりを探しに」


二人は崩れゆく街の中を歩き始めた。探偵の胸の痛みは残っていたが、記憶の鍵を見つけるという決意だけは揺るがなかった。

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