Fコードを押さえられたら 2話

野紅 優

2話

あぁ、本当に手放したんだなぁ、仲間も、音楽も。

久々に何もない土日は、空虚な気持ちになった。



1



バンド脱退を一方的に告げた日から2週間が経ったが、仕事は変わらず忙しかった。

脱退の話は、思いの外スムーズに進んだ。二人ともすんなりと受け入れてくれて、SNSでの解散告知も日野がやってくれた。

自分なりに精一杯打ち込んできた活動だったが、こうも終わりがあっけないと虚しくもなる。

今日も真夏の太陽に急かされながら出社した。

「はい、はい、、大変申し訳ございません。はい、おっしゃる通りです。早急に、再度お見積もりを提出させていただきます」

会社は夏に売れる季節ものの商品を扱っているので、この時期は特に残業も増える。

自分はなんとか20時間程度に抑えているが、先輩は30〜40時間はしていると聞いた。上司は確実にそれより多いだろう。自分たちより早く帰るのを見たことがないからだ。

あぁ、このお客さん、確か係長が前の担当だったよな、、怒ってたし、引き継ぎ前の事情もあまり知らないし、聞いてみるか。

「係長、今よろしいですか?」

「あぁ、、何?」

「今電話で、大阪の量販店からクレームがあって、、前聞いた時と価格も納期も違うんだけどって。係長が以前提出した見積書を見せていただけますか?」

「あそこの見積もりね。はいこれ」

ぶっきらぼうに渡された見積書の内容は、確かに自分が把握していた内容と全く異なっていた。

「あの、、先月この条件で提案されたんですか?これだと利益は確かに多いですが、納期厳しいし、現場にかなり負担かけちゃいますけど」

「あそことうち長い付き合いだし、売り上げ目標優先で提案しただけだけど。結果受注できたんだから、あとは結城くんの責任で売上に繋げてね」

数字のためと言えば聞こえはいいが、これじゃあ社内やお客さんの事情もガン無視じゃないか。

「すみませんが、価格提案から再度練り直させていただきます。これだと製造部長からまた文句言われますよ」

「現場は作るだけなんだから、残業なりして対応すれば不可能な話じゃないでしょ。もういい?この事務所うるさくて仕事にならないから」

ノートPCをモニターから外し、足早に事務所を出て行った。

なんて、、他責思考で無責任で我儘なんだ。

このやりとりは、一番近くのデスクの課長にまる聞こえだった。

「結城くん、、今のはまずいよ。お客さんともう一回話して、なんとかあの価格で出せるように交渉してね」

「交渉って、、もう係長が無茶な納期で受注決めちゃってるんですから、どっちかというと現場に頭下げに行かないといけないんじゃないですか?それに、確かに前の見積もりを確認しなかったのは悪かったですが、係長は何も悪くないんですか?」

「そりゃあ、、言いたいことはわかるよ。彼はもう、、言い出したら聞かないから」

自分だけじゃなく、係長の仕事の仕方には先輩方もうんざりしていた。

世界が、自分を中心に回っていると思っているかのような動きっぷり。そうじゃないとわかると、不機嫌になり暴言を吐き、机を蹴る。

今年40歳にもなるいい年した大人がこうも幼稚な人物だと、怒りとかは既に通り越して呆れ果てている。

反面教師ってやつだ。こんな大人には、絶対ならないと決めている。

結局納期の件は、課長にも打ち合わせに同席してもらい、現場になんとか受け入れてもらったが、次はないからなと釘を刺された。

部長はといえば、呑気にコーヒーを飲みながら、他部署の部長と談笑している。

明らかに、業務量の偏りが著しい部署になっていた。課長は一番忙しそうで、メールボックスのBCCフォルダは常に課長からの送信が真夜中にある状態。

係長は、忙しいアピールを精一杯しているふうに見えるが、この前日報を覗いたら3行で終わっていた。実際の日々はそれだけスカスカということだろう。

また、営業事務が3名いるが、そのマネージャーが最近欠勤が続いている。

その方も課長と同じくらい忙しそうで、自分の入社時は笑顔で元気に働いていたのに、最近は目が死んでいる。目のクマもすごい。

コンサルとか外資系で「この人を常に尊敬していて、こうなりたいと日々思いながら仕事に励んでいます」みたいな、画面越しでも世界が違うなとわかるインタビューをたまに目にする。

うちの職場はというと、自分にとってそう感じる人は一人もいない。

強いて言うなら課長はいつもテキパキ仕事はしているが、そうしないと山のように降ってくる仕事を捌ききれないからだ。

賃金についても、まあまあ不満はある。

今月のように残業が多い月はかろうじて手取りで20万円そこそこはもらえるが、最近よくよく明細を見たら、通勤手当を入れてその金額だった。抜くと、18万円も行かない。

これで残業代までなくなったら、たまったもんじゃない。

生活残業という、あってはいけない風習が横行するのも頷ける。

その日は結局3時間ほど残り、21時に帰宅した。

起きる時間は変わらず6:15なので、この時間になると食事と入浴以外ほぼ何もできない。

とりあえず時短のために買った吉野家の牛丼を10分で食べて、10分で湯船に浸かって少し携帯を見ていたら23時になった。

また6時起き、、もう寝よう。

アラームをセットして電気を消したが、その日は全然寝られなかった。

今日の嫌なやりとりを振り返って、あと40年くらい、あそこで人とギスギスしながら、カスみたいな給料でこき使われるのかなあ、、と考えると、明日が来てほしくないと思い、ネガティブに支配されて浅い眠りについた。



2



1ヶ月後の金曜日。

明らかに、体調が悪くなっていた。

係長と一悶着あった日から、眠れない日が続いた。

睡眠時間が短くなると、心身が徐々に蝕まれていくのがわかる。

心は間違いなく落ち込んでいた。仕事のやる気がガタ落ちしたのはもちろん、大好きで夢中になって365日聴いている音楽が、鬱陶しく感じた。また、そう思ってしまう自分を嫌いになった。

体も明らかに悲鳴を上げていた。頭痛、吐き気、めまいのトリプルパンチが1週間続いている。

特に吐き気がひどく、胃腸風邪以外で嘔吐したことなんてなかったのに、会社に着いた時に急に催して、トイレで吐いた。

それでも吐き気は日中続くので、昼食は食べられずに、いつも通りの残業時間で遅くに帰宅する。

かろうじて喉を通るのが酒とカップ麺だった。

また酒は眠くなるので、睡眠導入剤のようにたくさん飲んだ。

「結城くん、最近大丈夫?なんか沈んでるように見えるけど、、あと最近少し太った?顔とか」課長が余裕のなさそうな顔で、少し心配そうに尋ねてきた。

「あぁ、、はい。多分体重は増えたと思います。最近あまり寝てなくて、、うっ、すみません、失礼します」

いつもの胃液の逆流に気付き、駆け込んだトイレの便座にしがみついて吐き出した。

このままだと、、色々ダメかもしれない、、

「課長、すみませんが体調がすぐれないので、午後は有休で早退させてください」

「わかった。いけそうなら病院行って、今日はゆっくり寝てね」

職場の数少ないいいところとしては、有給が取りやすいところだ。基本的に3日前に申請するルールだが、今日のような急な体調不良でも許可してくれる。

「結城くん、今日もう帰るの?先月の量販店さんの話、どうなった?数字未達になるのは困るからそこだけ気にしててね」荷物をまとめていると係長が聞いてきた。

「あそこは、、価格と納期はなんとかそのままで行けましたけど、お客さんにも現場にももう無茶な営業はやめてくれって咎められましたよ」

「ああそう。取引成立したなら良かったよ。お疲れ」

「…お先に失礼します」

許されては行けない暴力が許されるのなら掴みかかってやりたかったが、その気力はなかったし、この人に自分のエネルギーを使うのは無駄だと悟った。

帰宅して鏡を見たら、課長に言われた通り太っていた。顔もだが、お腹が前より結構出ている。

久々に体重計に乗ったら驚いた。10キロ増えていた。そりゃあ見た目も変わるはずだ。

不摂生で太ったのはわかっていたが、だからと言って筋トレとか走りにいく気にはなれなかった。心身がそれどころではない。

病院は、、何科にかかればいいんだろう、、

「不眠 病院」で検索すると、近くのメンタルクリニックの位置情報が出てきた。

ここって、心療内科とか精神科とかってことかな?かかったことないし、心の不調で病院にかかるってなんか嫌だけど、、眠れないのはもっと嫌だし、、

幸い、18時の枠が空いていたので、予約の電話をかけて、出発した。


「あなたねぇ。これは適応障害っていう病気ですよ。お話聞いてると、会社のストレスに耐えられなくなってから体壊したみたいだけど、この病気はそういう人がたくさんかかるんだよ」40代くらいの先生が淡々と病名を告げた。

「障害、、それは、、一生治らないんですか?」

「いやいや、そんなことはないよ。ストレス源から離れてしっかり療養すれば、半年くらいで治る人が多い。とりあえず今日は眠るお薬と、会社に出す診断書を書くから、明日これを会社に提出して休みたいって言えば、休職させてくれるよ」

突然告げられた病名と今後の治療方針は、すぐに頭に入ってこなかった。ポカンとしている自分を見て先生が、

「まあ、今はとりあえずゆっくり休んで寝ること。あとは食事もお酒はやめて、ちゃんと3食とってね。寝る前には必ず薬を飲むこと。来月またきてね、お大事に」と告げ、診察が終わった。

10分ほど待って、処方箋と茶封筒が渡された。この中に診断書とやらが入っているらしい。

明日これを会社に出したら、、もう行かなくていいんだ、、

開放感と同時に罪悪感が押し寄せてきた。いつも忙しい課長は自分の分の仕事をどう捌くんだろう。あの係長はどんな目で見てくるんだろう。同僚は?提出する人事の人は?

色々気になったが、とりあえず先生に言われた通り、今日はゆっくり寝ることにした。

23時半に、出された薬を飲んで布団に入った。

いつもは考え事で頭がいっぱいになり、ついつい携帯を見たりしてしまうが、15分もすると急に瞼が重くなった。

これが、薬の効果か、、すごいな、、と感動する暇もなく、意識が途切れた。



3



翌朝、出社時間10分前に課長に電話し、診察の結果と休職について連絡した。

残念そうにしていたが、治すためなら仕方ないから、お大事にと言われた。診断書は持って行こうと思っていたが、郵送してくれればいいとのことだったので、電話してすぐにポストに投函した。

先生から提案された療養期間は3ヶ月だった。薬を飲みながら、生活習慣を整えていってほしいとのことだった。

3ヶ月、あの会社に行って仕事をしなくていい。それだけで、胸がはち切れそうなくらい嬉しかった。

バンドも、仕事もしなくていい。ただ、食べて寝ていればいい。

ストレスだけでなく、バンドで勝手に背負っていた重圧からも解き放たれたので、心を押さえつけるものは何もなかった。

昨日先生に酒はやめろと言われたが、夕方になるとやはり飲みたくなった。

いつもみたいにコンビニで調達してもいいが、どうせなら、、と思い、着替えて外出した。

たどり着いたのは、最寄駅の個人経営の居酒屋。

軽音部時代はもちろん、バンド時代にも何度もここで仲間と飲みながら、延々と音楽について語っていた。

生ビール、日本酒、梅酒ロックと、徐々に度数を上げていく。

食欲はなかなか復活しなかったので、酒だけが進んだ。

結局、お通しとポテトだけをつまみに、5杯も飲んだ。

なんとか会計を済まし外に出ると、仕事帰りの会社員でいっぱいだった。

この居酒屋は、駅の北口から近い飲み屋街の一角にあるので、この時間はいつも賑わっている。

スーツやオフィスカジュアルの綺麗めな格好のOLが立ち飲み席で談笑している通りを、古着のパーカーとボサボサの髪で歩いたので、場違い感は客観的に見てもあっただろう。

駅まで着くと、少し気分が悪くなった。

いつも会社で催す吐き気ではなく、単純に飲み過ぎた時のそれだった。

蛾が舞っている自販機で、水のボタンを押し、ガタンという音と同時に、声をかけられた。

「えっ、、賢人?」

菜々だった。同僚らしき女性2人が後ろでヒソヒソ話している。

「菜々、、おはよう、、じゃなくてお疲れ、、」

「ちょっと、、何があったの?大丈夫?」自販機の光に照らされた菜々の顔は戸惑いを隠しきれていなかった。

「菜々ー、次どこ行こう?カラオケでもいいー?」ボブの女性が笑いながら近づいてくる。

「舞、香織、ゴメン!今日は私帰るよ。二次会は二人で行ってきて!」

「そうなんだー、了解ー。その人って知り合い?」舞と呼ばれていた女性がニヤニヤしながら聞いてきた。

「大学のね!久々に会ったけど相変わらず酒癖悪くてさー。ちょっとその辺で面倒みたら帰るつもり!」

「初耳ー!じゃあ来週、色々と聞かせてね」と菜々の背中にタッチして、二人は飲み屋街の方に消えていった。

「酒癖悪いって、、お前もじゃん、、」

「少なくとも今日は賢人の方が悪いから。とりあえず、広場行こう。人多過ぎてそれだけで酔っちゃう」菜々もそれなりにお酒臭かったが、前回押しかけてきた時同様、痛いところをつかれたので、水を持って黙ってついていった。



3



案の定、多目的トイレで戻した。

コンビニで百円で買ってきたと言った水を押し付けられ、ベンチに座りながら夜風にあたる。

「今日は舞って子の昇進祝いだったの。同期なのにもう主任になってさ。うち結構残業も多いし大変な方だと思うけど、あれが鋼のメンタルってやつだよ、たぶん」

そんなメンタルが、自分も欲しかった。

「…で、そんな引きこもりみたいな格好で今日は何してたの?なんか前より丸いし」

付き合っていようがいまいが、菜々には正直でいようと決めていたので、ここ1ヶ月のバンド解散からのメンタル崩壊劇を、淡々と話した。

菜々は黙って聞いていた。また前みたいに怒り出すのかと怖かったが、話している最中はただ頷いていた。

一通り話し終えると、菜々は拳をギュッと握りしめていた。やっぱり怒ってるんだろうか。

不意に立ち上がり、空になった紅茶のペットボトルで、思い切り頭を殴られた。手で防御しても続けてくる。

「痛っ!やめろ!」

「だから、、!だからあの時言ったじゃんか、、!入る前からそんな雰囲気のところやめとけって!!まだ間に合うからもう少し頑張ってみればって、何度も言ったじゃんか!!!」

叫ぶにつれて叩く力は弱くなり、10回もしないうちに、最後にコツンと虚しく頭に当てられた。

「もう、、もう自分を傷つけるの、、やめてよ、、」涙声の菜々の手から、ペットボトルがストンと落ちた。

何度も好きになった女性にそう言われると、申し訳なさが込み上げてくる。

「ごめん、、結局あの時菜々の説得を無視して、ブラック企業に入った自分がバカだった。バカだって気づいてたけど、逃げる勇気も出なかったんだ。菜々とかメンバーとか後輩が違う会社で働いてるのをみると、自分のところのこれも普通なんだって、無理やり言い聞かせてた」

「うん、悉くバカ、、だった。けど今日からはもうバカじゃない」

「どういうこと?」

「逃げるっていう判断を、賢人が自分でして、行動に移したんでしょ?そんな人をもうバカとは呼べないよ」

「菜々、、ありがとう」

「もう、自分をいじめちゃダメ。会社は働いてお金をもらう場所で、大切な命を無駄遣いする場所じゃないよ」

多分、先生でも上司でもなく、菜々からのこの言葉をずっと待っていたんだろう。気づいたら、1回目に別れた時と同じ量の涙を流していた。あの時と違って人もたくさんいるのに。

「賢人、音楽の話してる時の自分の顔、どんなんか見たことある?」

「自分が話すときの顔なんて自分で見れるわけないじゃん」

「その時の賢人の顔はね、こんなんだよ」

菜々が、大きく目を開いて、口角を目一杯あげて、おもちゃを買ってもらった時の子供みたいにキャッキャッと笑い始めた。

「おい、そんな子供みたいな感じじゃないだろ」

「ううん、本当だよ!好きなバンドの話だけじゃない。新曲作りの時、ライブのギターソロの時、居酒屋で最近の音楽がどうのこうの言ってる時。全部こんな顔だよ」

「子供のまま成長してないってこと?」

「うーん、どうなんだろう。でも、無邪気で目がキラキラしてて、心から人生楽しんでるって感じがする。そういう意味では、子供かもね」

「そういう意味の子供だったら、、悪くないかも」

「まあ、見た目はアラサーのおっさんだけど。子供はだらしない格好で酔い潰れて吐いたりしないよ」

反論の余地はなかった。でも確実に、少しだけ救われた気がした。

「何ヶ月くらい休むの?」

「とりあえず病院から言われてるのは3ヶ月。様子見て前後するかも」

「わかった。3ヶ月かあ、いいなあ。3ヶ月休んでいいって言われたら何しようかなあ」

「菜々は料理得意だし、美味しいご飯とか作る練習するんじゃない?」

「それもいいけど、、最近あれ、描いてるんだよね」と、大きめのケイトスペードのカバンから、この前見たiPad Proを取り出した。

「漫画、、」

「こないだは怒って帰ったけどさ。実際描いてみると賢人の言う通りだったよ。絵も話も思い浮かべるのって本当に難しい。浮かんでも、書き出すのはさらに至難の業だよ」

「今、どのくらい描いたの?」

「とりあえず8ページくらい描いたよ。コメディが描きたかったけど、よくわからない日常系になっちゃった。でもこれはこれで面白そうだからちまちまやってる」

8ページ。よくXで短編読み切りの漫画が流れてくるが、大体あれくらいは描いたってことか。全くの未経験から。

「菜々、すごい」

「えーっ、なに今さらー?褒めてもこないだ酷いこと言ってきたの、忘れてないからね。でも、、ありがと」

広場の時計は22時を回っていた。

「んじゃあ、私はそろそろ行くね。明日も朝早いし。賢人は今まで寝れなかった分、昼くらいまで寝てね」

「わかった。解放とかいろいろありがとう」

歩き出す菜々に、思わず声をかけた。

「菜々、あの、、よかったら今度、その漫画とか見せてよ。俺もそれまでにまた新しいバンド見つけたりするから」

菜々は自販機の横に紅茶のペットボトルを捨てながら、ニヤッとして言った。

「いいよ。でも条件出していい?」

「なに?」

「その膨らんだお腹、少し凹ませてからね!」菜々は走って行った。

そうだな、、寝るのもそうだけど、デブと話してて楽しい女性なんていないよな、、と、だらしなくなったお腹をさすりながら思った。












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